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「営業ノルマ」って本当にきついもの?トップ営業マンのノルマに対する考え方

記事公開日:2022/02/24

最終更新日:2023/11/16

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営業職である以上、毎月の「営業ノルマ」と向き合う必要があります。しかし、場合によってはノルマを達成できないことも多く、「きつい」、「仕事が嫌になる」などノルマに対してマイナスイメージをもつ人も多いのではないでしょうか。

今回は、ノルマ営業がきついと思われる理由やノルマ達成への方法、トップ営業マンへのインタビューなどを紹介していきますので、毎月のノルマがきついと感じている人や営業職への転職を考えている人はぜひ参考にしてください。

そもそも「営業ノルマ」とは?

営業ノルマとは、営業マン個人やチームに課せられた作業量や目標のことです。週単位・月単位などでノルマが定められており、期間内に目標件数や目標売上を達成する必要があります。また、企業が営業ノルマを設定する理由は以下のとおりです。

  • 会社の経営を黒字にするため
  • 個々の営業マンを評価するため

会社を黒字にするには、利益を出すことが必要不可欠です。そのため、営業マン個人やチーム全体に、利益を出すための営業ノルマを与えます。すべての営業マンが営業ノルマを達成できるとは限らないため、個々の営業ノルマは本人が思っているよりも高く設定されているケースがほとんどです。

また、営業ノルマを設定することで、上司は部下を評価しやすくなります。営業ノルマにはインセンティブが設けられているケースも多く、営業マンは成果やインセンティブを含む給与アップによってやりがいを感じることも少なくありません。

なお、仮に営業ノルマを達成できなくても解雇などの厳しいペナルティはありません。しかし、「営業ノルマ=きつい」と思う人は多く、精神面で負担に感じてしまうのが現実です。

多くの人にとって営業ノルマがきついと感じる理由

営業ノルマをきついと感じる理由は、以下の3点が挙げられます。

  • 数値化されることでプレッシャーとなる
  • 目標となる数字が理不尽な場合がある(数字に根拠がない)
  • ノルマ達成まで無理に仕事させられる場合がある

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

数値化されることでプレッシャーとなる

営業ノルマは、契約件数や売上など具体的な数字で明確化されます。同じチームや部署内のメンバーが達成できて、自分だけが達成できない場合、自責の念に駆られてしまいます。日々数字に追われることが大きなプレッシャーになり、目標数値を達成するためにがむしゃらに働く営業マンも少なくありません。

また、営業ノルマは達成できそうなギリギリな数値に設定されるのが一般的です。そのため、営業マンは日々プレッシャーと戦いながら目の前にある業務をこなす必要があるといえます。

目標となる数字が理不尽な場合がある(数字に根拠がない)

上司はそれぞれの営業マンに相応の営業ノルマを課しますが、なかには営業ノルマの目標値を理不尽に定める方も少なくありません。達成できそうな数値であれば、「がんばって達成しよう!」と仕事に対するモチベーションが上がります。しかし理不尽に高すぎる営業ノルマの場合、仕事に対する意欲が下がる他、組織全体の雰囲気も悪化しかねません。

このような営業ノルマの設定は、不動産営業だけでなくどこの業界でも稀に起こり得ます。しかし、今は昔のような体育会系の組織は減り、営業マンの能力に見合った目標を設定するのが一般的なので、過度に不安になる必要はありません。

ノルマ達成まで無理に仕事させられる場合がある

職場の雰囲気が悪い会社の場合、「ノルマを達成するまで仕事をしろ!」「ノルマを達成していないのに帰るのか!」など、怒鳴られてしまうケースも少なくありません。前述のとおり、他の人がノルマを達成しているのに、自分だけがノルマを達成しないとこのような目に遭うおそれがあります。

しかし、今は組織全体でカバーして目標を達成するようなチームも増えています。また、労働基準法などの関係で長時間の労働はタブーとされる風潮が強く、上司が残業や休日出勤を強要することは減るようになりました。必要以上のノルマを課してくる職場がある一方、社員のことを大事に考え、適切な業務量で調整している会社もあるということを頭に入れておきましょう。

トップ営業マンに学ぶ!営業ノルマが達成できない場合の対処法

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営業ノルマは必ず達成できるというものではありませんが、評価や給料のためにも達成するのがベターです。トップ営業マンが心がけている営業ノルマ達成のコツは以下のとおりです。

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CHINTAI JOURNAL編集部は、営業活動に役立つ情報や業務効率化するための工夫をはじめとして、賃貸仲介業務に「おもしろさ」と「ライフハック」を提供します。

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