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不動産会社のYouTubeデビュー完全版!メリット・デメリット・注意点などのポイント徹底解説

記事公開日:2022/07/14

最終更新日:2022/07/13

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「物件情報をたくさんの人に伝えたい」「もっと店舗の良さを広めたい」と考える不動産営業マンも多いのではないでしょうか。文章や写真だけでは、伝えられる情報量に限りがあり、特に物件情報はイメージしづらいものです。このような中、現在注目を集めているのがYouTubeで、動画を使って集客に努めているケースも少なくありません。

そこで今回は、不動産会社がYouTube配信をするメリットや注意点、心がけるべき点について解説していきますので、動画での集客に興味をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。

不動産会社がYouTube配信をするメリット

空を見上げる男性の画像

芸能人やYouTuberをはじめ、多くの人や企業がYouTubeに動画をアップしています。企業がYouTubeを活用するのは、集客やマーケティングが主な理由です。不動産会社もYouTube配信をすることで、文章や写真だけでは届けられなかった情報を動画で提供できる他、ホームページへのアクセス数のアップも期待できます。

また、不動産会社がYouTube配信をすると、以下のようなメリットを得ることができます。

  1. よりわかりやすく伝えられる
  2. 新たな顧客流入が見込める
  3. 顔や雰囲気がわかるので安心する
  4. 莫大な宣伝効果を得やすい

まずは上記5つのメリットの内容について、詳しく見ていきましょう。

メリット①:よりわかりやすく伝えられる

たとえば不動産仲介業者が顧客に「賃貸物件の契約方法」を説明する際、文章だけで顧客に理解してもらうのは難しいとされています。一方、音声や映像が入ったYouTube動画は、文章のみで説明するよりも多くの情報量を与えることが可能です。

動画であれば、WEBサイトのように文章だけでは伝えにくい、イラストや画像の他、ホワイトボードなどを用いて解説ができるため、顧客も理解しやすいといえます。

メリット②:新たな顧客流入が見込める

2つ目のメリットは、新たな顧客流入が期待できる点です。Google検索による動画の表示、または過去の視聴履歴を分析して表示されるケースなど、動画がユーザーに表示される場面は多くあります。直接検索をしなくても、これまでの視聴履歴やキーワード、関連動画から、自社のYouTube動画にたどり着く可能性が高いのです。

メリット③:顔や雰囲気がわかるので安心する

ホームページだけでは伝わりにくい店舗の雰囲気がわかる点もYouTubeの魅力です。多くの不動産会社では、写真と一緒にコメントを掲載していますが、これだけではどんな人かイメージしづらいです。しかし、これに動画を加えることで、話し方や仕草などからどのような人なのかを伝えることができます。

落ち着いているのか、ハキハキと元気が良い印象なのか、文章や写真での説明よりもより正確に伝えることができるため、顧客は安心して営業マンに相談できます。どんな人柄のスタッフがいるのか、店舗がどのような雰囲気なのかを事前に知らせることも営業戦略のひとつです。

メリット④:宣伝効果が高い

4つ目のメリットは、宣伝効果が高い点です。総務省「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、YouTubeの利用率は、全世代で平均76.4%と高く、10代〜60代まで幅広い世代が利用しています。

※参考 総務省情報通信政策研究所 「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

また、YouTube動画は「バズりやすい」のも特徴です。「バズる」とは、短期間で爆発的に話題になることで、動画が注目されるとTwitterなどで拡散され、またたく間に多くの人に広がります。動画が拡散されることで不動産会社の認知度が高まるため、今まで以上の集客に期待できます。

不動産会社がYouTube配信前に確認すべき注意点

多くの人に宣伝できるYouTube配信ですが、以下の3つの注意点をあらかじめ確認しておく必要があります。

  1. 継続的に動画をアップする
  2. 効果が得られるまでに時間がかかる
  3. 炎上などのリスクについても考える

余計なトラブルが生じないよう、動画を撮影する前に押さえておきましょう。

注意点①:継続的に動画をアップする

最初の注意点は、動画更新を継続することです。更新頻度が高いと、おすすめ動画や関連動画に表示されやすくなる他、動画本数が多いと視聴者の回遊率が高まります。

しかし、クオリティが低ければ徐々に視聴者が減り、再生回数が伸びなくなるおそれがあります。このような状態が続くと。YouTube配信のモチベーションが下がってしまうかもしれません。高いクオリティを保ちつつ、継続的に更新するためには、「毎週月木の18時」など、事前にスケジュールを決めて定期的に動画をアップすることが大切です。

注意点②:効果が得られるまでに時間がかかる

2つ目は、すぐに効果は出ないことです。視聴者は、1回動画を見ただけでチャンネルのファンになることはほとんどありません。継続的な動画のアップ、コメント欄などのコミュニケーションを通してファンになっていきます。

効果が出るまで1~2年ほどかかる場合も多く、動画制作にかかるコストに対して効果が見えないため、途中で「YouTubeは意味がない」とやめてしまう方も少なくありません。しかし、YouTubeは実績の積み上げと継続性が大切です。効果を得られるまでに時間がかかることを理解しておき、アップした動画の分析をしながら視聴者に刺さる動画制作を続けていきましょう。

注意点③:炎上などのリスクについても考える

3つ目は炎上などのリスクです。先述したように、動画が「バズる」ことで企業が注目されるようになりますが、不適切な内容で注目を集めてしまうこともあります。いわゆる「炎上」と呼ばれるもので、動画内の発言などが注目され、多くの批判を浴びてしまうことも珍しくありません。

炎上の原因はさまざまで、たとえば不動産会社の場合、LGBT関連やジェンダー炎上、特定の地域を蔑むような差別表現などが考えられます。「LGBTの入居お断り」などの発言の他、「奥様が料理しやすいキッチン」といった無意識のジェンダーバイアス(男女の役割への固定的観念)が炎上例のひとつです。

炎上は企業イメージを一瞬で落とします。動画内容や発言、表現に問題がないかを何重にもチェックして動画をアップしたり、過去の炎上に関するニュースを参考にしたりして炎上リスクを回避しましょう。

不動産会社がYouTube配信で心がけるべきこと

不動産会社がYouTube配信をする際には、どのような点を心がければいいのでしょうか。ここでは大事なポイントを3つご紹介します。

  1. 動画の中でも真摯な対応を心がける
  2. 声のトーンや大きさ、スピードを意識して話
  3. よりわかりやすい説明を心がける

より多くの人が見たくなるような動画を作り、企業の認知度をアップさせましょう。

動画の中でも真摯な対応を心がける

動画で説明をする営業マンは、真摯な態度・言葉遣いを意識しましょう。親しみやすさを感じてもらうために、少々砕けた態度や言葉遣いで物件を紹介する方も少なくありません。しかし、撮影者と内輪ノリで話しているなど、フレンドリーさも度を超えると「信頼がない」という印象を与えてしまうおそれがあります。

先述したように、写真だけでは伝わらない人柄などは、動画だからこそダイレクトに伝わります。好感を持てば店舗にも行きたくなりますが、反対に「この不動産会社はやめておこう」と選択肢から外されてしまうかもしれません。

目の前にいるのはカメラマンなので、緊張感に欠けてしまうのもうなずけます。しかし、動画の向こう側には何十・何百万人以上の顧客がいることを忘れてはなりません。店舗と同様に、動画内でも顧客ファーストの対応を心がけましょう。

声のトーンや大きさ、スピードを意識して話す

声のトーンやスピードによって、見る側へ与える印象は変わっていきます。通販番組の司会者のように、冒頭や伝えたいポイントでは高いトーンで話し、見る側の注意を惹きつけましょう。トーンは高く、早さは比較的ゆっくりにすると、相手に安心感を与えられます。

一方、小さい声でボソボソと話したり、元気さをアピールするため常に大きな声で話したりすると、抑揚やテンポがなく見る側が飽きてしまいます。動画の向こう側にいる視聴者に伝わるよう、声のトーンや大きさ、スピードにメリハリをつけながら話しましょう。

よりわかりやすい説明を心がける

3つ目のポイントは、誰にでも理解しやすい説明を心がけることです。視聴者のほとんどは不動産に詳しくない学生や社会人の方です。たとえば、「敷金や礼金のルールくらい知っているだろう」という前提で説明を進めると、視聴者は置いてけぼりになり、「わかりにくい」「不親切だ」というマイナスの印象を持たれてしまいます。

媒介契約やリノベーションといった不動産用語を使うときは、視聴者のことを考えながら噛み砕いて説明しましょう。視聴者の目線に立った説明ができれば、わかりやすい不動産会社のYouTubeとして好印象を残せます。

不動産会社とYouTube配信は相性が良い

眩しそうにする女性営業マンの画像

これまで文章や写真だけで伝えていた情報を動画で紹介し、新たな顧客を獲得しようとする不動産会社が現在増えてきています。店舗やスタッフの雰囲気がわかれば、視聴者は店舗を訪れやすく、動画の内容によっては幅広い世代を対象に新たなファンを獲得できます。

不動産会社の認知度アップや、集客に繋がるYouTube配信。効果が出るまで長い目で見る必要があるなどの注意点はありますが、成功すれば大きな宣伝効果を得られます。費用対効果の高いYouTubeを活用し、今後の集客やマーケティングに繋げましょう。

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CHINTAI JOURNAL編集部

この記事を書いた人

CHINTAI JOURNAL編集部は、営業活動に役立つ情報や業務効率化するための工夫をはじめとして、賃貸仲介業務に「おもしろさ」と「ライフハック」を提供します。