記事公開日:2022/01/27
最終更新日:2023/11/16
Apple Watchを筆頭に、ビジネスシーンでの利用が増えているスマートウォッチは、ビジネスパーソンにとって便利な機能が備わっています。デザインや機能にこだわれば仕事先でも違和感なく着用でき、忙しい日々を助けてくれる相棒となってくれます。
今回は、仕事先でも使えるおすすめのビジネス用スマートウォッチ7つと、その選び方についてご紹介していきましょう。
スマートウォッチはプライベートだけでなく、仕事でも違和感なく使えます。しかし、いざ選ぼうとしても、種類や機能が豊富で何を基準に選べばいいか悩んでしまうかもしれません。ここでは、スマートウォッチの選び方を、5つのポイントに絞ってお伝えしていきます。
1つずつ見ていきましょう。
まずは、手持ちのスマートフォンやタブレットと連携できるかで選びましょう。スマホを連携すれば、スマートウォッチで電話やLINEなどの通知を確認でき、機能によっては返信も可能です。腕元で通知を確認できるため、かばんの中にスマホを入れていたり、両手がふさがっていたりしても、取引先や会社からの連絡を見逃すことがありません。
スマートウォッチのOSは、「watch OS」「Wear OS by Google」「Tizen」の3種類があります。
「watch OS」はApple Watch用のOSで、iPhoneやiPadのiOSとの連携がスムーズです。「Wear OS by Google」はAndroid向けのOSで、Googleアカウントと紐づけできます。「Tize」はiOSとAndroidの両方に対応したOSです。サムスンが開発をしているので、Galaxyスマホとの相性が良いです。
仕事で使うスマートウォッチは、機能性で選ぶのも大切なポイントです。スマートウォッチには、どのような機能があるのかを見てみます。
スマートウォッチは、健康管理を目的に心拍センサーや睡眠時間などを計測できる機能があります。中には、ストレスレベルを測定できる機能もあり、自分の体調を可視化できるため、体調管理に気をつかっている人はこの機能を重視するのも選び方の1つです。
スマートウォッチはカジュアルな印象があり、職種によっては着用しづらいイメージをおもちかもしれません。しかし、デザインがシックなものや、文字盤がアナログ仕様になっているものも多くあります。バンドを革や金属製に変えたり、落ち着いたデザインにしたりすれば、仕事で使っていても違和感はありません。
スマートウォッチを選ぶ際には、バッテリー容量も忘れてはいけないポイントです。特に、外回りが多い営業職や出張が多い人は、長時間バッテリーがもつタイプを選びましょう。
なお、バッテリー容量が大きくても、使う機能によっては電力を大幅に消費していまいます。電池を長持ちさせるには、省エネモードを利用したり、不要な通知やアプリを消したりしてみてください。
スマートウォッチの価格帯は、5,000円〜10万円近くまで幅広いです。機能性が充実したものであればあるほど値段は高くなる傾向にあり、さらにデザインやブランドなどの商品によっては価格が上がります。安くても必要十分の機能が備わっており、デザイン性も高いため、自分の使いたい機能がそろっているか、デザインがビジネスシーンに合うかなどを考慮して選びましょう。
数多くのスマートウォッチの中から、仕事でも使えるおすすめのビジネススマートウォッチを7つご紹介します。
それぞれの特長を見てみましょう。
https://www.apple.com/jp/apple-watch-series-7/
Apple Watch Series 7は、2021年10月に発売されたApple Watchの最新モデルです。従来のApple Watchよりもスクリーンが大幅に拡大し、これまでよりも操作しやすくなりました。
価格 | 48,800円(税込)〜 |
対応OS | iOS |
機能 | 血中酸素ウェルネスセンサー・電気心拍センサー・緊急SOS・海外における緊急通報・Apple Pay |
耐久性 | 泳げる耐水性能・P6X等級認定の防塵性能 |
バッテリー駆動時間 | 最大18時間 |
iPhoneやiPadを使用している人は、Apple Watch Series 7の利用がおすすめです。従来のApple Watchと比べてスクリーンが大きくなり、より頑丈になりました。
もちろん、ビジネスに必要な電話の発着信やメッセージの送受信も可能です。Apple Payによる決済やSuicaとの連携もできるので、わざわざ財布を出す必要がありません。
また、充電時間がSeries 6よりも最大33%速く充電されるため、急いでいても素早く充電されます。
Apple Watch Series 7は、スマートウォッチでも定番のメーカーで、スマートなデザインと機能性が備わっています。バンドの種類も豊富なので、シックなデザインを選べばビジネスの場でも違和感なく利用できます。
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-watch/#galaxy-watch
通常の腕時計と変わらない見た目と品のあるデザインで、ビジネスシーンにも溶け込むスマートウォッチです。普段からGalaxyのスマホを使っている人におすすめします。
価格 | 41,580円(税込)〜 |
対応OS | Android:Android 5.0以上、iOS 9.0以上 |
機能 | 消費カロリー・心拍数・睡眠記録・ストレスレベル・健康データ表示・スケジュール表示・You Tube視聴・音声メモ |
耐久性 | 5ATMの防水レベルと軍用規格基準準拠の耐久性 |
バッテリー駆動時間 | 46mmモデル:168時間42mmモデル:120時間 |
完全に充電がされている状態であれば、約3〜4日間は充電がもちます。外出が多いビジネスパーソンにとって、バッテリー駆動時間が長いのはうれしいでしょう。
また、Galaxy Watchは見た目の高級感と充実した機能性が特徴です。アナログの腕時計でありながら、健康状態や運動、ストレスレベルや睡眠の質を記録してくれます。ビジネスにおいては、10時間先までのスケジュールを表示したり、音声録音ができたりと、便利な機能がついています。
ソニーが発売しているwena 3 rubberは、他のスマートウォッチとは一線を画すスタイリッシュなデザイン。Alexaやスマートロックにも対応しており、ビジネスだけでなくプライベートでも活躍するスマートウォッチです。
価格 | 26,400円(税込) |
対応OS | iOS 11.0以上 / Android 6.0以上 |
機能 | 歩数・消費カロリー・睡眠・心拍数・ストレス/回復の度合い・Suica・電子マネー・Alexa・Qrio Lock・Riiiver |
耐久性 | 5気圧(防水機能) |
バッテリー駆動時間 | 1週間 |
バックル部分のディスプレイで電話やLINEの通知、スケジュールなどを確認できます。画面を手首側に向けて装着すれば、会議中でもさり気なく通知内容を確認でき、すぐに対応すべきかどうかを判断できます。
また、電子マネーはSuicaだけでなく、楽天EdyやQUICPay、iDなど幅広く対応しているので、わざわざスマホを取り出す必要がありません。さらに、Alexaやスマートロックなどにも対応しているので、両手がふさがった状態でも検索や施錠が可能です。
さり気ないデザインでスーツとも相性の良いwena 3 rubberは、バッテリーも約1週間と長持ちする点もポイントです。
FOSSILから発売されたスマートウォッチは、30分の充電で約80%が完了するスピード充電と高速プロセッサが特徴です。
価格 | 38,500円(税込)〜 |
対応OS | Wear OS by Google |
機能 | 歩数・睡眠・心拍数・有酸素運動レベル・SPO2(血中酸素濃度)・睡眠記録・通話 |
耐久性 | 3気圧(防水機能) |
バッテリー駆動時間 | 24時間 |
バッテリー駆動時間は最大24時間で、拡張バッテリーモードだと数日間長持ちするスマートウォッチです。前モデルよりも充電速度の速さと性能が向上しました。Google搭載なので、外出先でもスマートウォッチで調べ物が可能です。
スモークステンレススチール ジェネレーション6は、着信通知はもちろん、発信もできます。おしゃれなデザインで、ビジネスでもプライベートでも使用できるスマートウォッチです。
https://www.mobvoi.com/jp/pages/ticwatchpro3ultra
最大45日間のバッテリー駆動時間が特徴のスマートウォッチです。つい充電を忘れてしまいがちな人も、安心して利用できます。
価格 | 35,999円(税込) |
対応OS | Wear OS by Google |
機能 | 20種類の運動モード・全天候血酸素飽和度・疲労評価・睡眠追跡・ストレス管理・Googleアシスタント内蔵 |
耐久性 | IP68,プール水泳/MIL-STD-810G |
バッテリー駆動時間 | スマートモード:最大72時間省電力モード:最大45日 |
Qualcomm Snapdragon Wear 4100とMobvoiデュアルプロセッサシステムの2つを搭載しているため、動作はサクサク、スムーズにストレスなく操作ができます。Googleアシスタント内蔵で、GoogleFitやマップなど、Googleのサービスが利用可能です。プレイストアからアプリをダウンロードして、自分仕様にカスタマイズもできます。
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt-runner/buy/
スマートフォンやパソコンでおなじみのHUAWEIから発売された、ランニングに特化したスマートウォッチです。ランニング能力の測定など、ランナーを対象にした機能が詰まっています。
価格 | 34,980円(税込) |
対応OS | Android™ 6.0以降/iOS™ 9.0以降 |
機能 | ランニング能力指数測定・リアルタイム心拍数モニタリング・AIランニングコーチ・ランニングプログラム |
耐久性 | 5ATM(防水機能) |
バッテリー駆動時間 | 通常使用:14 日 デュアルバンド高精度GPSモード:20時間 トレイルランモード:40時間 |
HUAWEI WATCH GT Runnerは、ランナーをターゲットとしたスマートウォッチです。そのため、ランニングプログラムやAIによるトレーニングプランの調整機能があり、始業前や仕事終わりにランニングやスポーツをするビジネスパーソンにおすすめといえます。
もちろん、スマートフォンとの連携で電話対応も可能です。Androidなら着信時のSMSでのインスタント返信もできるので、忙しい合間にもすぐに対応ができます。
https://www.amazfit.jp/products/amazfit-gtr-3-pro
Amazfit GTR 3 Proは健康に特化したスマートウォッチで、身につけるだけで健康状態を24時間モニタリングします。健康に気をつかうビジネスパーソンにおすすめです。
価格 | 39,800円(税込)〜 |
対応OS | Android 7.0 以降、iOS 12.0 以降 |
機能 | 24h常時ヘルスケア分析(心拍数・ストレスレベル・睡眠の質)・ワンタップ健康分析・Alexa搭載 |
耐久性 | 5ATM(防水機能) |
バッテリー駆動時間 | 最大12日 |
バッテリー駆動時間が最大12日と長いため、外回りや出張の多い人でもバッテリーを気にせずに利用できます。また、Bluetooth通話で、スマホをかばんやポケットに入れたままでも通話が可能。さらにAlexa搭載で、アラーム設定や翻訳も簡単に行えます。
カラーはスタイリッシュなブラックと、スーツとの相性が良いブラウンレザーの2種類です。どちらもシンプルなデザインで、仕事先でも自然になじみます。
スマートウォッチには多様な機能があります。ここでは、仕事で活かせるおすすめの機能を3つご紹介していきましょう。
1つずつ見ていきます。
電話・メールの通知機能は、ビジネス用スマートウォッチには欠かせない機能です。スマホをかばんやポケットに入れたままでも通知を確認できるため、「大切な連絡に後から気づいた」という心配がありません。
アップルウォッチの場合は、バイブレーションで知らせてくれるので、さり気なく確認すれば、その場で折り返しをするべきかの判断もスムーズにできます。
交通系ICカードなどの電子マネー機能が搭載されていれば、改札を通ったりコンビニエンスストアで会計をしたりする度に、スマホや財布を取り出さずに済みます。
「定期入れがかばんの奥底にあって電車に乗り遅れた」
「会計に時間がかかって会議に遅れた」
などの心配がなく、スマートウォッチをかざすだけで決済できるので、忙しいビジネスパーソンにはありがたい機能です。
音声入力によるメモ機能があれば、わざわざペンと紙を取り出したり、スマホに打ち込んだりせず、その場でメモを残せます。歩きながら思いついたアイデアや、忘れてはいけない内容など、急いでメモを取りたいときに便利です。
ビジネス用スマートウォッチは、仕事や日常のちょっとした「わずらわしさ」をスムーズに解決してくれます。シンプルなデザインを選べば、ビジネスシーンでも浮くことなく利用可能です。ビジネス向けのスマートウォッチを利用して、これまで以上に仕事の効率化をはかりましょう。
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