記事公開日:2022/03/24
最終更新日:2023/11/17
営業マンのなかには、何気なくメガネを選んで着用している人も多いのではないでしょうか。しかし、メガネはあなたの印象を大きく左右します。着用しているメガネによっては、相手に「近寄りがたい」「信頼感がない」という印象を持たせている可能性があります。
そこで今回は、営業マンの印象を良くするメガネの選び方についてご紹介します。
目次
営業マンはスーツの色や着こなし、靴や時計だけでなく、メガネにも気をつけたいものです。
メガネは、色やフレームのデザインによって、人に与える印象が大きく変わります。ものによっては冷たさや軽い印象を与えることもあり、親しみやすさや信頼感が重要となる営業職にとってはマイナスです。
特に、近年はオンライン営業や会議をすることも多いため、顔まわりの印象がより大切となりました。第一印象が重要となる営業職は、メガネにまでこだわる必要があります。
営業マンのメガネの選び方について、基本的には以下の6つのポイントを押さえて選びましょう。
ひとつずつ見ていきます。
自分に似合うメガネは、顔の形に合ったフレームを選ぶことが大切です。顔の形は、主に丸顔・面長顔・三角顔・四角顔に分けられます。それぞれの形に合ったメガネの種類をまとめました。
顔の形 | 合ったメガネのフレーム | 説明 |
丸顔 | スクエア | 直線的なラインが、柔らかい顔の印象と相性がよいです。 |
面長顔 | ウェリントン | 顔のバランスをよく見せます。クールな印象がある面長顔ですが、ほどよくカジュアルな雰囲気になります。 |
三角顔 | オーバルハーフリム | シャープで知的なイメージを柔らかくします。反対に、シャープさを強調したい場合、ハーフリムは顔になじんでおすすめです。 |
四角顔 | オーバルハーフリム | 堅い印象がある四角顔には、柔らかい印象を与えるオーバルがおすすめです。ハーフリムは、知的さをより強調したい人におすすめです。 |
堅い印象がある四角顔には、柔らかい印象を与えるオーバルがおすすめです。ハーフリムは、知的さをより強調したい人におすすめです。
近寄りがたく、堅実な印象のある三角顔や四角顔の場合、直線的なフレームを選ぶとよりシャープさが強調されます。柔らかい印象を与えたい場合は、丸みのあるフレームを選ぶなど、自分の顔の形と与えたい印象をふまえて選びましょう。
スーツに合わせてメガネを選ぶのもひとつの方法です。スーツの色は、グレー・ネイビー・黒が代表的ですが、この3色と相性が良いメガネのカラーは、黒・シルバー・ブラウン・ネイビーです。
メガネのカラーは明るい色やカラフルなものもありますが、ビジネスシーンでは着用を控えましょう。
機能性を備えたレンズなら、仕事効率も期待できます。パソコン作業も多い営業職は、ブルーライトカット機能のレンズにしましょう。目が疲れにくく、オンラインでの営業活動が増えた人にもおすすめです。
マスクの着用が当たり前となったコロナ禍では、くもり対策のレンズも欠かせない機能です。また、花粉症の人には、花粉対策のメガネをかける事をおすすめします。
なお、レンズの度数は利用シーンに合ったものにしましょう。パソコン作業でメガネをかける場合、度数が強すぎると目の疲れや頭痛の原因となります。店舗スタッフに相談し、目的に合った度数にしてもらいましょう。
メガネにはフレームの素材や形状などがあります。フレームには、主に金属製とプラスチック製の2つがあり、真面目な印象を与えたいなら金属製、カジュアルで柔らかい印象ならプラスチック製がおすすめです。スーツで仕事をすることが多い営業マンは、金属製のフレームがよいでしょう。
また、フレームのないメガネは、目元を強調しないため自然な印象を与える反面、ビジネスシーンでは頼りない印象を与える可能性があります。さらにカラーレンズはおしゃれですが、ビジネスには向いていないため無色を選びましょう。
重さのあるメガネは、長時間かけていると耳の上が痛くなったり、鼻部分が痛くなったりします。メガネは軽くてフィット感の良いものにしましょう。フレームの素材は重さに直結するため、フレームにチタンやウルテムという素材が使われたものがおすすめです。
軽量タイプのメガネは軽いだけでなく、ずれにくいものやフィット感のあるものが販売されているので、店舗で実際に試してみましょう。
高級ブランドや海外ブランド、国内ブランドなどがありますが、ビジネスには以下の3つのブランドがおすすめです。
ビンテージフレームと現代風のアレンジで、おしゃれかつ実用性を兼ね備えたブランドです。上品なデザインで、どんな着こなしにも合わせやすく、相手に清潔な印象を与えられるため、印象が大切な営業マンに向いています。
メガネの産地、福井県鯖江市に工場があります。長時間かけても疲れにくい設計で、メガネによるストレスを軽減したい営業マンにおすすめです。
https://www.fournines.co.jp/
サングラスが有名なレイバンですが、メガネも高品質でデザイン性があります。センスもありつつ万人受けするデザインは、営業職におすすめです。
「親しみやすい営業マン」「クリエイティブさを演出したい」など、人によってどのようなイメージを与えたいかは異なります。理想の営業マン像を、メガネによって演出しましょう。
説得力を増したい場合は、眼力がアップする黒縁がおすすめです。さらに、スクエアタイプであれば、より説得力のある印象を与えます。人は細い顔を信頼する傾向があるため、シャープな印象になるスクエアタイプのメガネをかけると説得力が増すのです。
信頼や親しみやすさを演出する場合は、丸みのあるメガネがおすすめです。角がないため、柔らかい印象を与えられます。またブラウンなど肌なじみのよい色にすると、より柔和になり親しみやすい印象です。
「普通の人とは違う意見を出してくれそう」「新たな視点で提案してくれそう」といった、クリエイティブな意見を持つ営業マンを演出する場合は、個性的なメガネがおすすめです。フレームの素材にこだわるなど、少しだけ遊び心があるメガネにします。
ただし派手すぎたり個性的すぎるメガネは、営業職においては信頼感を失う恐れがあるため避けましょう。
メガネが人に与える印象は大きいため、自分の顔の形に合っていなかったり、演出したいイメージと異なるメガネをかけたりすると、相手はあなたに誤った印象を持つ可能性があります。
今よりも印象を良くするためにも、なりたいイメージや自分に合ったメガネを選ぶことが大切です。手持ちのメガネを見直して、信頼される営業マンになりましょう。
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