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【接客のタネ】不動産営業をもっと楽しくテクニカルに! ゲスト/Wマコトさん #1

記事公開日:2022/02/04

最終更新日:2023/11/16

【Wマコト】不動産営業で初対面で頼れる人だと思われる方法/接客のタネ #01の見出し画像

不動産業界以外の方をゲストでお招きし、 他業界のプロ目線で様々なアドバイスを頂く企画です。 二人目は、元芸人、現在はお笑いとコミュニケーションを結びつけた 講演や研修を全国で行っている「Wマコト」さんです!

「元芸人」の目線から不動産業界について色々聞いていきたいと思います。 全部で5本の、記念すべき1本目! どうぞご覧ください。

【質問】お笑いとコミュニケーションを結びつけようと思った理由はありますか?

Wマコト/中山
元芸人だったのでお笑いをを表舞台でやらせて頂いたり、あとは「作家」なので裏からの笑いなんですね、表と裏を両面から見たら、「なるほど!これは芸人さんがだけ使ってる高度なテクニックじゃなく、一般の方、サラリーマンの方とか、違う業界で働いている方々にも活用してもらえるんじゃないかな」と思い、2人で見えてきて今公演とか研修をしております。

Wマコト/中原
実はあんまり難しいところをしていなくて、やっぱり芸人さんは本当にコミュニケーションが仕事みたいなところあるので、そこを紐解いてお伝えしています。

【質問】賃貸物件にまつわるエピソードはありますか?

Wマコト/中山
逆に我々が「そういう戦略が素晴らしいな」って思う方々からコミュニケーションを学ばせてもらうということは結構ありますね。不動産の方で、「テンション高くて、笑顔も素敵で明るくて、この方ほんと素敵なコミュニケーションやな」って思う方もたくさんいらっしゃいますよね。

ここにコンセントがありますだけじゃなくて、「今後ここにテレビをこうしてこういう風に置くとにコンセントを使うことができますよ!」などと生活が見えるように、接客してくださる方とかはすごいなと思います。芸人さんもそういうお客さんの頭の中でイメージできる方がウケるって言われてるんですよ。

Wマコト/中原
喉が渇いてきたぐらいにお茶をスッと出してくれる方とかいらっしゃいます。1回だけヤクルトもありました(笑)

【質問】若いというだけで知識や経験がないと思われてしまう時などに使えるテクニックを教えてください。

笑うWマコトの画像

Wマコト/中原
ちょっとYahoo!知恵袋で調べてみます……「舐められない」。

Wマコト/中山
調べないで~!文明の利器にすぐ頼らないで~!

一同
wwwwwwwwwww

Wマコト/中山
知識と経験がないって思い込みが相手の中にあるので仮に知識と経験がある若手の方でも、そこで勝負しちゃっても、なかなかキャッチしてもらえない。やっぱり自分の都合のいい情報しか人間受信しにくいというのがあるので、じゃあどこで勝負するのか?っていうと、芸人さんもネタのときもトークの時も若手の方は特に気をつけてるんですけど、年齢に左右されない情報、例えば笑顔あいさつだったりとか相槌だったりとか、あと共感したり感謝したりとかこういう部分でいいんですよね。

頑張っている姿勢、一生懸命さとか誠実さとか、そういう部分って年齢関係ないじゃないか。ですからそこが入ってくると、「この方素敵だな」みたいなことになっていって、後半は逆に知識とか経験とか持ってる方でもその情報発信しても受け取ってもらえるという環境になってくるので、まずは笑顔とか一生懸命さとか誠実さとか明るさと元気さ、年齢で左右されない部分を頑張っていく。若手の芸人さんとかもやっていることです。

【質問】初対面で面白い人だと思われる方法を教えてください!

Wマコト/中原
まさに芸人さんが特に大事にしている「つかみ」的な部分ですね!

Wマコト/中山
やっぱり面白い人と思ってもらうためには、ありがちなのが「面白いことを言おうとする」行為だと思うんです。

ただこれって面白い人というのは、このキャラとネタでちゃんと分けて考えないといけないんです。面白いキャラ、どんな人なのかっていうことですよね。一方、ネタというのは何を言うか、どんな面白いことを言うか。これがキャラが先かネタが先かで随分面白い人という像ができるかどうかというのは変わってくるんですよ。

Wマコト/中原
なるほど。 鶏が先か卵が先かってことですね。

Wマコト/中山
ちがうちがうちがう(笑)すごい、パワートークだねぇ。今は違う質問だから!

一同
wwwwwwwwwww

Wマコト/中山
結論を言うと、キャラが先じゃないとネタというのはなかなか受信してもらいにくいんですよね。この人は面白いことを言う人だというキャラがあったら、その後面白いネタって受け入れやすいんです。

だから若手芸人さんが苦しんでいるのはとにかく面白いことだけを言おうとしてる方って、なかなか受信してもらわないからウケにくいです。よっぽど天才だったら別ですよ。

まずは面白い人とか元気な人とか明るい人とか、テンションが高い人とか、そういうのをしっかり自分の中で決めて、例えば「キャッチフレーズ」みたいな、芸人さんがよくやっている掴みですよね。キャラ付けをすること、それをやっていただきたいなと。

【質問】初対面で頼れる人だと思われる方法はありますか?

話すWマコト

信頼って積み重ねでしか得られないものだと思っているんですよね。仕事でも人生でもそうだと思うんですけど、コミュニケーションもそうだと思うんです。短いスパンのコミュニケーションでも積み重ねによってこの人に話したいとか頼りになるな!とかという状態になるんですよね。

それはどうやってやるかというと、それこそ「相づち」。こうやって笑顔になったり、リアクションしてくださるじゃないですか。目線もちゃんと目を見てやってくださって。

Wマコト/中原
それが、信頼ってものが積み重なっているということですよね。この短い時間のコミュニケーションで積み木が重なっている感じで。

だから例えば、今こう話している間もスマホをしながらやったりとか、心ここにあらずな感じで、相づちもふわふわしているとかですと、絶対信頼は積み重なっていかないじゃないですか。

ですからコミュニケーションのひとつひとつですよね。

積み重ねて短い時間の接客の間でも、「この人を頼れそうだな」、「話せそうだな」というところに辿り着けるので、ひとつひとつ積み重ねていくという意識が大切ですね。

CHINTAI玉井
初対面だし、不動産会社の接客といっても、短ければ30分でその1回来店したら終わっちゃいますし……ってところの、その30分にどれだけ積み重ねられるかみたいなところが大事なんですね。

Wマコト/中山
そこだと思います。ぜひ玉井さんを見習って欲しいですね。玉井さんのそのアクションや受け答え!

Wマコト/中原
そうですよ。ちゃんとまとめてくださったり……キスまでやったらOKです!

Wマコト/中山
早っ!早~~、今ので10分くらいなのに!(信頼の)ガードゆるいな~!

一同
wwwwwwwwwwwwwwww

話をお聞きした人

Wマコト:中原誠さん・中山真さん

吉本興業の劇場を中心に漫才活動などを経て、放送作家に転身。現在は、日本初の漫才式セミナー講師として、「笑い」を活用したコミュニケーション術の第一人者として全国の企業・病院・学校などで毎年200回以上の研修・講演を行っている。

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CHINTAI JOURNAL編集部

この記事を書いた人

CHINTAI JOURNAL編集部は、営業活動に役立つ情報や業務効率化するための工夫をはじめとして、賃貸仲介業務に「おもしろさ」と「ライフハック」を提供します。

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