記事公開日:2022/03/25
最終更新日:2023/11/17
不動産業界以外の方をゲストでお招きし、 他業界のプロ目線で様々なアドバイスを頂く企画です。 二人目は、元芸人、現在はお笑いとコミュニケーションを結びつけた 講演や研修を全国で行っている「Wマコト」さんです!
「元芸人」の目線から不動産業界について色々聞いていきたいと思います。 全部で5本のラスト! どうぞご覧ください。
目次
Wマコト/中原
芸人さんもそうですし、我々でいうとセミナーとか講演メインで回らせてもらってると、やはりそういった思いがけないアクシデントは結構起こります。
例えばめちゃくちゃすべってるときに、我々の垂れ幕がバーンと落ちてきたんですよ。
CHINTAI玉井
それおいしいですね。
Wマコト/中原
そうなんですよ。おいしいんです。なのでアクシデントはチャンスなんですよね。
あとは高校に呼ばれて、体育館で我々が出る寸前で体育の先生が「みんな静かにしろー」って急に怒りはじめるとか 笑 我々にとっては思いがけない。でもそれを活かしていくっていう。
Wマコト/中山
確かにそれですね。おいしいと思いますね。そういうことが起こると。
なのでハプニングはチャンスでしかない。それをそう捉えられるかが大事で。特別なことをしようと思わなくていいんです。
それを隠したり、無かったことにしようとする、差し引くことさえしなければ、そういうハプニングはおいしいと 笑 そういう隙が見えた時に人は好きになるんです。相手の事を。
Wマコト/中原
隙が好きになるんですね 笑
Wマコト/中山
笑 隙がある人を好きになる。余白がある人のことを好きになるからぜひ。どんどん隙は見せて行ってください。ハプニングが起きたら。
CHINTAI玉井
ありがとうございます。
やっぱりあれですね。恥ずかしいとか気まずいという風に立ち止まるのではなく、むしろ「ハプニングはおいしい」と考えるのが重要で。とはいえ相手の空気感や表情を見ながらうまく応用するということですね。
Wマコト/中山
心の矢印が「恥ずかしい」だと自分に向いてますよね。それより相手がどう感じるかを空気察知しながら「これはちゃんと伝えた方が相手が喜ぶな~」だったら心の矢印は相手に向いているので、そこを基準にしてジャッジを下していくのも大事かもしれませんね。
Wマコト/中山
知らないことをどうやって自分が調べるかとか、一生懸命さや頑張り、一生懸命やった上での「わからない」つまり「誠実さのわからない」というのは、逆にプラスポイントですよ。お客様からしたら。
「こんなに一生懸命やってくれた」とか「一生懸命やってくれた上で誠実に受け答えしてくれた」というのは。結果よりも過程を大事にする考え方が大事だと思いますね。
Wマコト/中原
でも本当そうですね~誠実さが伝わればわからないこともカバーできますし、自分も知る機会になりますね。
Wマコト/中山
その過程を見られてるとこでいうと、応援される人ってストーリーがある人なんですよ。知らなかったのに「さぁどうするの」って、こっからストーリーが始まるんですよ。自分なりの調べ方だったり一生懸命さ・誠実さを伝えたら「この人素敵だな」というストーリーがファンになって「あなたから選びたい」に繋がるのでそこをチャンスだと思ってください。
CHINTAI玉井
この質問に対しては「誠実な分からないで答える」という感じですかね。
Wマコト/中山
格言でましたね~。「誠実なわからない」良いですね~!!
覚えやすいです。
CHINTAI玉井
分からないは分からないで当てずっぽうはだめということですね。
Wマコト/中原
分からないからどう行動するか…。
CHINTAI玉井
ありがとうございます。
Wマコト/中原
僕らが捜してるくらいです。
Wマコト/中山
プライド無いんか!
一同
wwwwwwwwwwwww
Wマコト/中原
引き出しを作っとくのは大事ですよね~。
Wマコト/中山
それ大事ですね。
Wマコト/中原
後は実体験に基づいているとか…こないだエレベーターで一緒になった方が遅刻しそうで、めちゃくちゃ慌ててて、ドラマみたいに食パンくわえてたんですよ。
食パンくわえてるんですけど、いちごジャム塗ってあったんですよ。ジャムを塗る時間はあったんかと…。
Wマコト/中山
ええやないか!塗りたかったんや!急ぎながら塗ったんやろ。
一同
wwwwwwwwwwwww
Wマコト/中原
そういった実体験だったりとか…なんでしょうね~キーワードからトークを膨らませるような引き出しがあるといいですよね。
Wマコト/中山
僕らがよく言っているのが芸人さんは「お笑い」なんですね。「お笑い」と「笑い」は違いますという話はよくさせていただくんですよ。「笑い」から「お」を取ってるじゃないですか。芸人さんは「エンターテイメント」「娯楽」「漫才」とか「コント」だとか「トーク」とかで人が笑う…これは娯楽を追求しているんです。
もちろん不動産営業の方が、お笑いを追求することも素敵だと思います。でもさらに追及しなきゃいけないのは、「笑い」だと思っています。「笑い」っていうのは何かというと、感情の部分でなにか嬉しいことがあったとか、なにかテンション上がることがあったとか、そういう感情から笑顔になることを僕らは「笑い」と呼んでるんです。
娯楽じゃなくて快楽の方、「快の刺激」があることを、ぜひ接客中だったりお仕事中に
やっていただく。「人が喜ぶコミュニケーション」「人が輝くコミュニケーション」が「笑い」だと言っているんですけど、それだったら受け手に「コミュニケーションのプレゼント」なのか「喜ぶこと」なのか「テンション上がること」なのかっていうことは滑りにくいですから。
Wマコト/中原
この質問された方自体が鉄板トークが欲しいということは、誰かに笑顔にしたいっていうすでにサービス精神がある上での悩みなので、すでに一枚上だなと思います。
CHINTAI玉井
なるほどありがとうございます。格言いいですか?
Wマコト/中山&Wマコト/中原
おぉぉ!!
CHINTAI玉井
「鉄板」じゃなくて「スポンジ」が必要だと。
Wマコト/中原
おぉ!すごい!凄すぎるんでカットしてください。
Wマコト/中山
なんでやねん!嫉妬しとるやないかい 笑。
CHINTAI玉井
鉄板トークが欲しいんじゃないんですよね。日々お客様を楽しませるためのエピソードや気づきを取り入れていったら、この質問が出てくる…ということ自体が人を楽しませようとしてるから、この姿勢のまま取り入れて、自分なりに話したらいいという事ですね。
Wマコト/中原
そうですね。あとはタイミングだったり、急に自分から笑かしにいくというよりも自然な話の流れで。例えばお客様が犬を飼ってる話になったら、そこから犬の引き出しで自分の話するとかそういう流れがいいかもしれませんね。
CHINTAI玉井
それでは本日はWマコトさんありがとうございました。今日は不動産会社さんから来ている質問にお答えいただきましたが、受けてみていかがでしたか。
Wマコト/中原
もう(不動産会社に)就職しようと思いました。
一同
wwwwwwwwwwwww
Wマコト/中原
少しでもみなさんのヒントになれば良いですね。
Wマコト/中山
本当楽しかったです。ぜひまたの機会に。
Wマコト/中原
次はいわく付き物件のロケ行きましょう。
一同
wwwwwwwwwwwww
Wマコト/中原
1日営業体験もしましょう!いろんな企画やりたいですね。
CHINTAI玉井
不動産会社の中でも賃貸仲介業やってる方に向けて、今回はノウハウだったり、お悩みにお答えいただきましたが、本当に参考になる情報とアドバイスばっかりだったので、ぜひ「またご一緒できればと思います。本日はありがとうございました。
吉本興業の劇場を中心に漫才活動などを経て、放送作家に転身。現在は、日本初の漫才式セミナー講師として、「笑い」を活用したコミュニケーション術の第一人者として全国の企業・病院・学校などで毎年200回以上の研修・講演を行っている。
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