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会議用ボイスレコーダーの選び方とおすすめメーカーを紹介!

記事公開日:2022/05/26

最終更新日:2023/11/17

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会議の議事録を取るときに活躍してくれる会議用ボイスレコーダーですが、多くのメーカーから製品が発売されているので、どれを選べばいいか迷ってしまうという方もいるかもしれません。ボイスレコーダーには製品ごとに異なった特徴があるので、活用シーンに合わせた機能が搭載されているものを選ぶのがベストです。

そこで今回は、ボイスレコーダーの選び方について解説します。また、おすすめのメーカーも紹介していきますので、ボイスレコーダー選びに困っている方は参考にしてみてください。

そもそもボイスレコーダーとは?

ボイスレコーダーは、周りの音の録音機能、再生機能が搭載されている機械のことです。会議だけでなく、講演会やセミナー、インタビュー、語学学習などあらゆるシーンで活用されています。

ボイスレコーダーを利用する理由は人によって異なりますが、会議の場合は議事録作成のために、講演会やセミナーでは文字起こしをするときに、語学学習では発音のチェックや復習などに活用します。

サイズは製品によって異なりますが、手のひらに収まるサイズが主流です。手軽に持ち運ぶことができ、仕事の邪魔になりません。また、録音データはSDカードに保存できるので、パソコンに取り込むことも可能です。

ICレコーダーとボイスレコーダーの違い

ICレコーダーとボイスレコーダーの違いは、録音機能の性能にあります。ボイスレコーダーは、人の声を録音するのが目的で開発されています。ICレコーダーよりも音の周波数帯が狭く、音質が若干劣ってしまうことも少なくありません。

またICレコーダーの中には、優れた録音機能がついているリニアPCMレコーダーというものがあります。リニアPCMは、録音データが圧縮されないため音の劣化が起こりません。そのため、音楽や自然音の録音に適しているとされています。

とはいえ、ボイスレコーダーでも製品によっては優れた録音機能を搭載しているので、特にこだわらず自身の目的に合ったスペックのものを選ぶのがベストです。

会議用ボイスレコーダーを選ぶポイント

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ボイスレコーダーやICレコーダーは、製品によって搭載されている機能やスペックがそれぞれ異なります。種類も多く、何を基準に選べばいいかを決めるのも難しいかもしれません。ここからは、ボイスレコーダー・ICレコーダーを選ぶ際のポイントを紹介していくので、購入時の参考にしてみてください。

選ぶポイント①:値段

ボイスレコーダーは機能によって値段が異なり、安いものなら5,000円前後、多機能で本格的なものになると1~2万円ほどするものもあります。もちろん、高額なものであれば便利な機能もたくさん搭載されていますが、用途に合っていなければオーバースペックになってしまいます。

ボイスレコーダーは、値段が高いから便利というものではありません。「いつどこで使うのか」を考えて、必要な機能と価格が釣り合っているものを選びましょう。

選ぶポイント②:音質や録音方法

音質は、再生した音声を聞き取るうえで特に重要です。そのため、音質にこだわる場合には高音質のリニアPCMレコーダーをおすすめしますが、これ以外のレコーダーでも極端に音質が下がることはありません。

また、録音方法は主にステレオ録音とモノラル録音の2つがあります。ステレオ録音は、音源の左右差まで録音できるので、複数人の声を録音する会議ではステレオ録音を選びましょう。

選ぶポイント③:最大録音時間

会議は、議題によっては長時間行われることもあるので、最大録音時間が長いレコーダーを選びましょう。最近は音声データの扱いが簡単な内蔵ストレージ搭載の製品が主流ですが、ビジネスシーンで使うのであれば、交換するだけでデータ容量を増やせるSDカードに対応しているモデルがおすすめです。

選ぶポイント④:サイズや形状

会議などでは、机の上が資料で埋まることもあるため、大きいサイズのボイスレコーダーを置いておくと邪魔になってしまいます。また、不動産営業マンの場合は移動が多く、サイズが大きいと持ち運びにストレスを感じるおそれがあります。

携帯性に優れているコンパクトサイズのものを選ぶのがベターですが、最近はスティックタイプなど胸ポケットに入れられる形状の製品も販売されているので、使いやすさを比較検討し、自分に合ったものを選びましょう。

選ぶポイント⑤:充電方法

充電方法はUSBが便利ですが、こまめに充電をしておかないとバッテリー切れを起こしてしまう可能性があります。モバイルバッテリーで充電して対処することも可能ですが、トラブルが起きてしまうと録音できないので、会議の頻度が高い、会議時間が長いという場合は電池式を選んでおくと安心です。

選ぶポイント⑥:外部ストレージの有無

外部ストレージの有無に関しては、内蔵ストレージとSDカードの両方に対応しているモデルを選ぶのが無難です。内蔵ストレージだけでは、こまめに消去しないと容量がいっぱいになってしまい、録音できなくなります。

一方、SDカードだけではカードを挿入し忘れる、容量がいっぱいになっていることに気がつかなかったなどのミスをしてしまうかもしれません。両方に対応していれば、いざというときでもどちらかのストレージを使えるので、万が一のミスを防ぐことができます。

選ぶポイント⑦:機能性

録音・再生機能だけでなく、音質をクリアにするノイズキャンセリング機能がついているボイスレコーダーも少なくありません。また、再生するときに音量のバランスを調整するボイスバランサー機能、遠隔操作ができる機能、Wi-Fi機能など便利な機能が搭載されている製品も多々あります。

たくさんの機能が搭載されている場合、その分値段も高くなりますが、利便性がアップすることで業務負担を減らすことができます。費用対効果を意識し、必要な機能が搭載されている製品を選んでください。

会議用におすすめのボイスレコーダーメーカー3選

ここでは会議用におすすめのボイスレコーダーメーカーをご紹介します。値段や機能面の他、メーカーで選ぶという方も多いので、検討材料のひとつとしてチェックしてみてください。

ソニー(SONY)

ソニー(SONY)は、エンターテイメントとエレクトロニクス、金融など多様な事業展開を行っているメーカーです。携帯オーディオプレーヤーの発売で爆発的な販売数と知名度を上げ、今では世界的企業のひとつとして多くの方に認知されるようになりました。

ソニーが持つオーディオ技術によって開発されたボイスレコーダーは、シーンや目的で選べる多彩なラインナップが揃っています。

【ソニーのおすすめポイント】

  • 豊富なサイズ展開
  • ズームポジションやワイドステレオポジションなどシーンに合った録音が可能なモデルがある
  • 目的に合わせて録音形式を選べるタイプも充実している

パナソニック(Panasonic)

「家電」「住宅」「車載」「B2B」という4分野にわたって事業展開を行っているパナソニック(Panasonic)は、日本で有数の大手総合電器メーカーです。パナソニックの社長は、「家電はパナソニックのDNA」と語っており、エアコンや冷蔵庫といった家電の生産で培った技術を別分野に活かしています。

ICレコーダーの多くは生産が終了していますが、5種類のラインナップがあり、長時間録音できるもの、簡単に録音再生ができるものなど用途に合った製品が揃っています。

【パナソニックのおすすめポイント】

  • 最軽量のスティック型は胸ポケットに入れたまま録音できる
  • 英語の勉強に役立つ「シャドーイング機能」が備わっている製品もある
  • ほとんどの製品に内蔵メモリーが搭載されている

オリンパス(OLYMPUS)

オリンパス(OLYMPUS)といえば一眼レフやミラーレスなどカメラの老舗メーカーというイメージがありますが、内視鏡事業や治療機器事業、科学事業など多様な事業展開を行っている企業でもあります。精密機器を開発する技術に優れていることから、音質はもちろん使いやすさや先進性を追求した、ハイスペックなICレコーダーを提供しています。

【オリンパスのおすすめポイント】

  • 語学学習からビジネスまで幅広く使える機種が揃っている
  • 商談で大事なシーンを高音質で録音できる3マイクシステム搭載の製品がある
  • USBダイレクト接続可能、ボイスチェンジャーなど便利機能もついているモデルも多い

会議用ボイスレコーダーは性能で選ぼう!

ボイスレコーダーは、録音時間や録音形式などが製品によって異なるので、何を基準に選べば良いか難しいかもしれません。ここでポイントとなるのは、活用するシーンに合った機能が搭載されているかどうかです。

広い会議室で使うのであれば音を漏らさず拾える機能性が備わっているもの、会議時間が長い場合は長時間録音可能なものを選ぶのがベストです。仕事をスムーズに進めるために、自分が使うシチュエーションに合ったボイスレコーダーを選びましょう。

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CHINTAI JOURNAL編集部は、営業活動に役立つ情報や業務効率化するための工夫をはじめとして、賃貸仲介業務に「おもしろさ」と「ライフハック」を提供します。

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