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片耳イヤホンで仕事効率をアップ!メリット・注意点やおすすめ製品を紹介

記事公開日:2022/02/17

最終更新日:2023/11/16

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ビジネスシーンで見かけることが多くなった片耳イヤホン。片耳だけにイヤホンを装着するので、周囲の音を聞きつつもポッドキャストやラジオなどを楽しめるのが特徴です。一見、仕事では不必要にも思えるイヤホンですが、なぜビジネスシーンで片耳イヤホンを使用している人が増えているのでしょうか。

今回は、片耳イヤホンのメリットや注意点をふまえながら、片耳イヤホンについて解説します。またおすすめの製品もご紹介するので、仕事で片耳イヤホンを使おうと思っている方も参考にしてみてください。

仕事中に片耳イヤホンを使うメリットとは

まずは仕事中に片耳イヤホンを使うメリットについて見ていきましょう。

  1. 周囲の音を聞きながらイヤホンを着用できる
  2. スマホの着信にすぐ気づける

ひとつずつ解説していきます。

片耳イヤホンのメリットは、周囲の音を遮断せず聞き取れる点です。イヤホンを装着したままでも、駅のアナウンスや、自動車・自転車の音などは聞こえるため、周囲に気を配りながら通話できます。また、人から話しかけられても応対ができるので、職場やテレワーク中の使用にも便利です。

ただし機種によって、音楽を再生する際にはモノラル再生になるものもあります。ステレオ再生は、複数のスピーカーで音を立体的に再生するものですが、モノラル再生はひとつのスピーカーで再現します。ラジオを聴く際にはモノラル再生でも十分ですが、臨場感のある音楽を聴きたい場合には、ステレオ再生に対応した片耳イヤホンを選びましょう。

スマホの着信にすぐ気づける

片耳イヤホンは、スマホの着信にすぐに気づける点もメリットです。かばんのなかにスマホを入れたままにしていると、着信に気づかないこともありますが、マイク機能がついた片耳イヤホンならスマホを取り出さずにハンズフリー通話が可能です。

また、すぐに着信に気づけるということは、営業をするうえで大きなメリットとなり得ます。たとえば不動産営業マンの場合、お客様から「いつでも連絡がつく」「対応が早い」営業担当者と認識されることで、お客様との信頼関係が築けます。大事なチャンスを逃す機会が減り、営業成績がアップする方も少なくありません。

仕事に使える片耳イヤホンの種類

仕事に使える片耳イヤホンには、「有線タイプ」と「ワイヤレスタイプ」の2種類があります。それぞれ異なった特徴があるので、自分にはどちらがいいのかどうか考えながらチェックしてみてください。

有線タイプ

有線タイプは、コードをスマホに挿して使用します。線が絡まったり引っかかったりするため、満員電車での使用には向いていません。

一方で、音飛びがなく音質が安定しているため、自宅や仕事場で音楽を聴きながら仕事をする人に向いています。また、充電が不要なため、使いたいときにすぐに使える点もメリットです。

ワイヤレスタイプ

Bluetoothでスマホに接続するワイヤレスタイプは、コードがないため移動中の使用に便利です。線が引っかかる心配がないので、移動の多い営業担当者にもおすすめです。通勤電車だけでなく、トレーニングやウォーキングなどをする際にも邪魔になりません。

ただし、充電が必要な点には注意が必要です。バッテリーの接続時間を確認しておき、仕事の途中で充電が途切れないようにしましょう。

仕事で使う片耳イヤホンの選び方

片耳イヤホンは、以下の5つのポイントを押さえて選びましょう。

  1. 自分に合った形状・装着感のものを選ぶ
  2. 通話機能があるものを選ぶ
  3. ノイズキャンセリング機能があるものを選ぶ
  4. 防水機能があるものを選ぶ

自分に合ったものを選ぶためにも、事前に確かめておくようにしましょう。

自分に合った形状・装着感のものを選ぶ

市販のイヤホンには「インナーイヤータイプ」「カナルタイプ」「耳掛けタイプ」といったようにさまざまな形状があり、それぞれ装着感が異なります。装着感が悪いと耳が疲れやすくなったり外れやすくなったりするので、自分に合ったタイプを選びましょう。

インナーイヤータイプ

インナーイヤータイプは、耳に引っかけるようにして使います。耳の奥までイヤホンを入れないため、長時間使用しても疲れにくいのが特徴です。簡単に装着できますが、その反面外れやすいため、運動中や動きながらの使用には向いていません。

カナルタイプ

耳栓のように耳の奥に入れるのがカナルタイプです。遮音性が高く密着感があるので、音漏れしにくい点が特徴です。外れにくいため運動中の使用におすすめですが、密着感があるため長時間使うと耳が疲れてしまうおそれがあります。

耳掛けタイプ

耳掛けタイプは、耳に乗せるようにして使うタイプのイヤホンです。圧迫感がないため、耳への負担も少ない点が特徴です。遮音性は劣りますが、周囲の音を拾いやすく、装着に安定感があります。

また、耳を塞がない「骨伝導イヤホン」も販売されています。振動部分をこめかみ付近に装着し、骨伝導で音を伝える仕組みで、耳への負担が軽減される点がメリットです。

通話機能があるものを選ぶ

2つ目のポイントは、通話ができるマイク付きイヤホンを選ぶことです。移動しながら通話ができるので、その場でメモが必要になった場合でもすぐに対応できます。イヤホン本体に通話対応機能があれば、電話を取るためにわざわざスマホを取り出すこともなく、ボタンひとつですぐに応答できます。

ノイズキャンセリング機能があるものを選ぶ

3つ目のポイントはノイズキャンセリング機能です。これは周囲の雑音を消す機能のことであり、街中や駅のホームなどの騒音をカットするため、クリアな音で通話できます。片耳イヤホンを通話メインで使う人には、特におすすめの機能です。

防水機能があるものを選ぶ

4つ目のポイントは、防水機能がついた片耳イヤホンを選ぶことです。移動の多い営業マンの場合、突然の雨に見舞われたりすることがあります。イヤホンが水に濡れると音が聞こえなくなってしまう場合があるため、防水機能のあるものを選びましょう。

防水性は「IPX」の表記で確認可能です。「IPX」の数字が高ければ高いほど防水性に優れた商品といえますが、普段使いであれば「IPX4」程度のものでかまいません。

仕事中に片耳イヤホンを使う際の注意点

仕事中に片耳イヤホンを使う際には、以下の点に注意してください。

  1. 運転中の使用は控える
  2. 長時間の着用は避ける

それぞれの理由を見ていきましょう。

運転中の使用は控える

道路交通法では、運転中にスマホを手に持って通話したり、スマホ画面を注視したりすると罰則が科せられます。一方、ハンズフリー通話に関する規制はなく、神奈川県では違反ではないとしています。ただし、運転中にイヤホンを使用して大音量で音楽を聴く行為は、地域の条例によっては禁止されている場合があるので控えましょう。

また片耳イヤホンの場合、会話に集中して事故を起こす可能性もあります。仮に違反ではなくても、運転中に電話がかかってきたら安全な場所に停めて通話するようにしましょう。

長時間の着用は避ける

イヤホンを長時間着用すると、外耳炎などの病気になる場合があります。外耳炎は、イヤホンなどの刺激により耳の穴から鼓膜までの道(外耳道)の皮膚が傷つき、細菌が入り炎症を起こす病気です。また、細菌が繁殖してカビが発生することもあります。

実際に、テレワークやオンライン授業でイヤホンを使用する人が増えたことで、外耳炎になる人が増加しています。長時間の着用は避け、定期的に耳を休ませましょう。

仕事に使える片耳イヤホンおすすめ6選【無線】

ワイヤレスイヤホンの画像

ここでは仕事に使えるおすすめのワイヤレス片耳イヤホンを6つご紹介します。

  1. PLANTRONICS ワイヤレスヘッドセット EXPLORER 500
  2. PLANTRONICS ワイヤレスヘッドセット Voyager 5200
  3. Jabra Stealth UC
  4. QCY MINI2
  5. ELECOM Bluetooth ハンズフリーヘッドセット LBT-HSC20MPBK
  6. ELECOM 超極小Bluetoothハンズフリーヘッドセット LBT-HSC30PCBK

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

PLANTRONICS ワイヤレスヘッドセット EXPLORER 500

こちらのワイヤレスヘッドセットは、左右どちらの耳に装着しても快適にフィットする耳掛けタイプの片耳イヤホンです。デュアルマイクにより、周囲の雑音を軽減するため通話も高音質。90分以上の使用で省電力モードになり、充電用ストラップ付きで持ち運びもしやすいため、外出先での使用が多い人におすすめです。

PLANTRONICS ワイヤレスヘッドセット Voyager 5200

人間工学に基づいて設計されており、幅広い人が利用できる片耳タイプのワイヤレスヘッドセットです。強力なノイズキャンセリング機能で風や雑音を遮断し、装着している人の声だけを届けられます。フル充電で最大7時間の通話が可能なので、仕事中に充電をする必要もほとんどありません。

Jabra Stealth UC

Jabraの片耳イヤホンは耳掛けタイプで、コンパクトなデザインで目立ちにくく、快適な装着感が特徴です。ノイズ低減機能で、電話をかけた側と受ける側、両方の声がクリアに聞こえます。また、専用ボタンをタップすればSiriとGoogle Nowが起動するので、スマホを取り出さずに簡単な調べ物もできます。

QCY MINI2

耳に隠れるほどの小型サイズで、カナルタイプの片耳イヤホンです。ノイズキャンセリング機能で周囲の音を軽減し、クリアな通話が叶います。また、重低音を重視した臨場感溢れる高音質なので、音楽を聴きながらの作業やワークアウトの使用にもおすすめです。

ELECOM Bluetooth ハンズフリーヘッドセット LBT-HSC20MPBK

https://www.elecom.co.jp/products/LBT-HSC20MPBK.html

こちらのハンズフリーヘッドセットはカナルタイプで、耳の形状に合わせて角度が斜めになっており、密着感があります。ノイズ低減機能により、ノイズのない通話が可能です。

また、通話ボタンが大型になっているため、急な電話にもすぐに出られます。ボタンひとつでSiriやGoogleアシスタントにも繋がるため、調べ物にも素早く対応可能です。USB Type-Cなので、スマートフォンと同じケーブルで充電でき、別途ケーブルを持ち歩く必要がありません。

ELECOM 超極小Bluetoothハンズフリーヘッドセット LBT-HSC30PCBK

https://www.elecom.co.jp/products/LBT-HSC30PCBK.html

上記でご紹介した同じELECOMのハンズフリーヘッドセットよりも、さらに小型になったカナルタイプの片耳イヤホンです。イヤホンを装着しているようには見えず、街中やカフェでも目立ちにくいサイズ・デザインです。

小型ながら大型通話ボタンやボリュームボタン付きなど、機能性も充実しています。また、集音性の高いマイクが搭載されており、小型でも音が拾えるようになっているのもポイントです。

仕事に使える片耳イヤホンおすすめ2選【有線】

ここではおすすめの有線タイプの片耳イヤホンを2つご紹介します。

  1. ELECOM スマートフォン用モノラルヘッドホンマイク EHP-MC3520BK
  2. ICOM 耳掛け型イヤホン SP-16

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ELECOM スマートフォン用モノラルヘッドホンマイク EHP-MC3520BK

https://www.elecom.co.jp/products/EHP-MC3520BK.html

マイク付きの片耳イヤホンで、手元のボタンひとつで着信応答・終話、音楽再生や一時停止、早送り・巻き戻しなどの操作ができます。また、線が絡まりにくいフラットケーブルを採用している他、シャツに装着するのに便利なクリップ付きなので、デスクワークにおすすめです。

ICOM 耳掛け型イヤホン SP-16

https://www.icom.co.jp/lineup/options/SP-16/

アイコムの片耳イヤホンは、左右どちらでも装着できる耳掛け型タイプです。ボタンなどはついておらず、シンプルなデザインが特徴。資料の作成や執筆など、作業に集中したいときの使用に便利です。

片耳イヤホンで仕事効率をアップさせよう!

片耳イヤホンは、両耳を塞がないため周囲の音に気を配りつつ音楽などを楽しめるのが特徴です。また、Bluetooth対応の片耳イヤホンであれば、スマホを取り出さずに通話することも可能です。

また、ハンズフリーでは通話しながらメモを取ったり調べ物ができたりするので、話の内容を聞き逃すことが減る他、より具体的な会話が叶います。集中したいときはもちろん、移動中にも便利なので、片耳イヤホンを取り入れて仕事効率をアップさせましょう。

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CHINTAI JOURNAL編集部

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CHINTAI JOURNAL編集部は、営業活動に役立つ情報や業務効率化するための工夫をはじめとして、賃貸仲介業務に「おもしろさ」と「ライフハック」を提供します。

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