記事公開日:2025/04/18
最終更新日:2025/04/21
「営業はまず、自己紹介から」。でも、本当に効果的な自己紹介、できていますか?
初対面のお客様と信頼関係を築くには、商品の魅力を語る前に、自分を知ってもらうことが欠かせません。実は、売れる営業スタッフほど「自己紹介」の型を持ち、それを武器にしています。
本記事では、顧客の心をつかむ自己紹介の極意を一心エステート株式会社代表取締役 高田一洋氏が徹底解説。信頼を勝ち取るための具体的な手法を紹介します。
「不動産営業で成功する秘訣は何ですか?」とよく質問されます。多くの方は「物件の知識」「交渉術」などを挙げますが、私はオープニングトーク、特に「自己紹介」が重要だとお伝えしています。
なぜそう言い切れるのか。それはお客様との「心理的距離」が近くないと、どんな素晴らしい商品も売れないからです。極論を言えば、人は「親友や親族から物やサービスを買う」と考えています。そこには相見積もりは存在しません。強固な信頼関係があれば、値段や性能に多少の違いがあったとしても(仮に性能が多少劣っていたりしても)、結論は信頼できる人から買うものです。
つまり何が言いたいかというと、顧客との信頼関係が薄ければ、どんなに素晴らしい商品でも売れないということです。特に不動産のように高額商品になればなるほど、この傾向は強くなります。だからこそ、顧客との信頼関係が最も大切なのです。
著書「住んでよし、売ってよし、貸してよし。高級マンション超活用術: 不動産は「リセール指数」で買いなさい」(みらいパブリッシング)
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