最終更新日:2025/05/30
記事公開日:2024/09/05
不動産仲介営業スタッフにとって、お客様との信頼関係構築は非常に重要です。その中でも、内見時の車移動は、お客様との最初の接点となる重要な機会であり、安全な運転は信頼獲得の第一歩と言えるでしょう。
「お客様をスムーズに物件へ案内したいけど、運転に自信がない…」 「新入社員で、社用車運転のルールがよくわからない…」
そんな不安をお持ちの営業スタッフのみなさまへ。この記事では、社用車運転における安全運転の基礎から、お客様への配慮、万が一の事故対応まで、具体的なポイントを分かりやすく解説します。ぜひ参考にして、お客様に安心と信頼を与えられるプロの営業スタッフを目指しましょう!

目次

「お客様を待たせてはいけない…」と焦る気持ちは分かりますが、安全な運転のためには、出発前の事前準備が不可欠です。慌てて出発する前に、以下のポイントをチェックし、万全の準備を整えましょう。
出発前に必ず社用車の状態をチェックしましょう。安全な走行のためには、以下の項目を確認することが重要です。
・タイヤの空気圧: 適正な空気圧で走行しないと、燃費が悪化したり、乗り心地が悪くなったりするだけでなく、タイヤの寿命も短くなってしまいます。
・ブレーキ: ブレーキの効き具合が悪いと、危険な状況に陥る可能性があります。ブレーキペダルを踏んだ時の感触や、ブレーキランプの点灯を確認しましょう。
・ライト: ヘッドライト、テールランプ、ウィンカーなど、全てのライトが正常に点灯するか確認しましょう。夜間走行や悪天候時の視認性を高め、安全性を確保します。
・ワイパー: ワイパーの動作確認を行い、ゴムの劣化や破損がないか確認しましょう。雨天時や雪天時に視界を確保するために、正常な動作が必須です。
・オイル、冷却水、バッテリー: これらの液体の量や状態を確認し、不足している場合は補充しましょう。エンジンの潤滑や冷却、バッテリーの性能に影響するため、定期的なチェックが重要です。
社用車は、お客様を乗せるための大切な移動手段です。常に清潔な状態を保ち、お客様に快適な空間を提供しましょう。
・洗車: 外装は、汚れが目立つ場合は洗車を行いましょう。ガソリンスタンドのドライブスルー洗車などを利用するのも便利です。
・室内清掃: 室内は、簡単な掃除機掛けを行い、ゴミや埃を取り除きましょう。特にシートは、お客様が座る場所なので、こまめな清掃が大切です。
・車内臭いの対策: 車内は、消臭剤などを置いて、清潔な状態を保ちましょう。タバコの臭いなど、お客様が不快に感じる臭いは、事前に消臭しておくのがおすすめです。
お客様との待ち合わせ時間や、物件への到着時間を守るためにも、事前に以下の情報をしっかりと確認しておきましょう。
・物件情報: 物件の場所や周辺環境などを把握しておくと、お客様への説明がスムーズになります。
・お客様の名前: 間違えて呼ぶのは失礼にあたります。事前に確認しておきましょう。
・住所: 正確な住所を把握することで、迷わずスムーズな道順案内が可能になります。
・連絡先: 万が一、連絡が必要になった場合に備え、携帯電話の番号などを確認しておきましょう。
事前に目的地までのルートを調べ、渋滞情報なども確認しておくことで、お客様との時間を有効活用することができます。
・ナビゲーションシステム: スマートフォンアプリやカーナビゲーションシステムを活用して、最適なルートを検索しましょう。
・渋滞情報: 道路情報サイトやアプリなどを活用して、渋滞状況を確認し、迂回路などを検討しましょう。
・所要時間: 予想される所要時間を把握しておくことで、お客様への到着時間の目安を伝えることができます。
物件周辺に駐車場がない場合、お客様を降ろした後、駐車場を探すのに時間がかかってしまうことがあります。事前にコインパーキングの場所を調べておくと、スムーズな移動が可能になります。
・地図アプリ: Google Mapsなどの地図アプリで、物件周辺のコインパーキングを検索しましょう。
・駐車場検索サイト: タイムズパーキングや三井のリパークなどの駐車場検索サイトも活用しましょう。
・物件オーナーへの確認: 物件に駐車場が確保されているか、オーナーに事前に確認しましょう。
・路上駐車は絶対に避けましょう:駐車禁止区域での路上駐車は、法律違反であり、高額な罰金が科せられるだけでなく、お客様の印象も悪くなってしまいます。

当たり前のことではありますが、改めて運転の基本を確認しましょう。ぜひ、教習所に通っていた頃の気持ちを思い出してみてください!
「急いでいるから…」という理由で、速度制限を守らないことは絶対に避けましょう。法定速度を守り、周囲の状況に合わせて安全な速度で運転することが、お客様の安全を守る第一歩です。
前車との車間距離を十分に確保することで、急ブレーキや急ハンドルを回避できます。また、車間距離を詰めすぎると、煽り運転と勘違いされる可能性もあります。
運転中のスマートフォン使用は絶対にやめましょう!運転中のスマートフォン使用は、重大な事故につながる危険行為です。着信があっても、目的地に到着してから確認しましょう。
お客様は担当してくれる営業スタッフの運転を見ているケースは結構多いはずです!
お客様への配慮は、単なる親切心ではなく、信頼関係を築く上で非常に重要な要素です。お客様に快適なドライブを提供し、良い印象を与えましょう。
見慣れない道では、お客様は不安を感じることがあります。分かりやすく丁寧な道順案内をすることで、お客様の不安を解消し、安心感を与えることができます。
・分かりやすい言葉で説明: 専門用語を使わず、誰でも理解できる言葉で説明しましょう。
・目印を伝える: 重要な交差点や曲がり角など、目印となる場所を伝えることで、お客様が道に迷うのを防ぎます。
・道中の情報提供: 沿道の施設や観光スポットなどの情報を提供することで、お客様のドライブをより楽しくすることができます。
お客様の安全を確保するためにも、必ずシートベルト着用のお願いをしましょう。
・出発前に着用のお願い: 車に乗り込む前に、お客様にシートベルト着用のお願いをしましょう。
・着用確認: お客様がシートベルトを着用しているか、確認しましょう。
・自身も着用: 営業スタッフ自身も、必ずシートベルトを着用しましょう。
目的地に到着したら、お客様が乗り降りしやすいように、停車位置を調整したり、ドアを開け閉めするなど、細やかな気遣いを心がけましょう。
・停車位置の調整: 車を安全な場所に停車させ、お客様が乗り降りしやすいように、ドアの開閉スペースを確保しましょう。
・ドアの開閉: お客様が乗り降りする際に、ドアを開け閉めするサポートをしましょう。
・荷物運びのサポート: 荷物が重い場合は、お客様に代わって荷物を運びましょう。
お客様との会話は、営業活動の一環として重要ですが、運転中は、会話に集中しすぎて周囲の状況を見落とさないように注意が必要です。
・適切なタイミング: 運転に支障が出ないタイミングで、会話をするように心がけましょう。
・適切な話題: 運転に集中しやすい話題を選び、お客様の興味関心を引き出すような話題を提供しましょう。
・お客様の反応に気を配る: お客様が疲れている様子や、会話に集中できない様子が見られた場合は、会話の時間を短縮したり、話題を変えたりしましょう。

どんなに気を付けていても、事故やトラブルは起こる可能性があります。万が一、事故やトラブルが発生した場合に、冷静に対応できるよう、事前に以下のポイントを確認しておきましょう。
まずは、安全な場所に車を移動させ、二次事故を防ぎましょう。
・安全な場所への移動: 危険な場所から、安全な場所へ車を移動させましょう。
・ハザードランプ点灯: ハザードランプを点灯させ、周囲に事故発生を知らせましょう。
・三角表示板設置: 状況に応じて、三角表示板を設置し、後続車に注意を促しましょう。
慌てず、冷静に対応することが大切です。
・深呼吸: 慌てた時は、深呼吸をして落ち着きましょう。
・状況確認: 落ち着いて状況を把握し、ケガ人や物的被害の状況を確認しましょう。
ケガ人がいる場合は、人命救助を最優先にしましょう。
・応急処置: 必要に応じて、応急処置を行いましょう。
・救急車の要請: 状況に応じて、救急車を要請しましょう。
事故の状況に関わらず、事故記録を残すためにも、必ず警察に通報しましょう。
・事故発生場所: 事故が発生した場所を正確に伝えましょう。
・連絡先の交換: 自分の連絡先を伝えましょう。
・状況説明: 事故の状況を詳しく説明しましょう。
事故発生後は、速やかに会社へ報告しましょう。
・状況報告: 事故の内容、発生日時、場所などを詳しく報告しましょう。
・対応依頼: 必要に応じて、会社に適切な対応を依頼しましょう。
間違っても「会社(上司)にバレたらまずいから・・・」と言って、報告を怠ることだけは、絶対にやめましょう。後で大問題に発展してしまうケースも・・・。
自動車教習所などで運転が苦手な方向けに、安全運転講習を実施しているところもありますので、ぜひお近くの教習所などに問い合わせてみるのもよいかもしれません。
運転のプロから運転スキルを学ぶことで安全運転に対する意識が高まり、運転技術も向上し、お客様の信頼も勝ち取ることにもつながるかもしれません。企業向けに運転講習を実施している教習所もあるので、会社として安全運転に務めていきたいと思われている方は、お近くの教習所に確認してみるのも良いと思います。
参考:一般社団法人 東京指定自動車教習所協会 各種講習のご案内
安全運転は、お客様との信頼関係構築の基礎となります。本日ご紹介したポイントを意識し、安全で快適な内見を実現しましょう!
常に安全を最優先に考え、プロフェッショナルな対応を心がけることが、成功する不動産仲介営業の鍵となります。この記事を読んだその日から、ハンドルを持つ意識を変えていきましょう!
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