イケノウハウ

不動産仲介営業スタッフ必見!内見時の安全運転でお客様満足度アップ!

記事公開日:2024/09/05

最終更新日:2024/09/11

不動産仲介営業スタッフにおいて、内見時の車移動は非常に重要な業務の一環です。内見時の運転が安全であることは、お客様の信頼を得るうえでも、営業職としてのプロフェッショナル意識を示すうえでも欠かせません。また、万が一事故や違反を犯してしまうと、お客様や会社からも信頼を失いかねません。そこで、今回は皆さんが普段の業務から、切っても切り離せない社用車運転のポイントをまとめました。運転に自信がない方や新入社員の方などは、ぜひ本記事をご覧ください!

事前準備は入念に!

まずは、車を運転する前の事前準備はしっかり行いましょう。「早くお客様を案内しなきゃ・・・」と急ぐ気持ちを押さえて以下のポイントをチェックしてみてください!

社用車の点検

出発前に必ず車の状態をチェックしましょう。タイヤの空気圧、ブレーキ、ライトの点灯、ワイパーの動作確認など、安全に走行できることをわかる範囲で確認しましょう。

洗車と室内清掃も忘れずに

社用車は常にキレイな状態でお客様をお迎えしましょう。ドアがホコリなどで汚れている場合、下手をするとお客様の衣服を汚してしまうことも・・・。

面倒な時は、ガソリンスタンドのドライブスルー洗車なども活用しましょう。また室内の簡単な掃除機掛けも忘れずにやりましょう!シートは結構汚れていることが多いので、ポータブル掃除機での清掃はおすすめです!車内の臭いなども気を使えると更に良いですね!

お客様の情報確認

 オーナーやお客様の住所、連絡先を改めて確認し、道順や混雑状況などを把握しておきましょう。

目的地までのルート確認

事前に目的地までのルートを調べ、渋滞情報も確認しておきましょう。お互いの時間を有効活用するためにも避けれる渋滞は避けれるように計画することも大事です。

物件近くのコインパーキングも事前確認

物件近くになって、駐車場が無くてあたふた・・・。そんな経験はありませんか?そうならないためにも近くのコインパーキング数か所を地図アプリなどを活用し把握しておく。もしくは施設内に停車できる場所があるかオーナーに事前に確認しておくこともとても大事です!「まあ、少しなら大丈夫でしょ!」と路上駐車をして駐車禁止違反を取られるのは一番最悪です・・・。

参考:タイムズ24株式会社|タイムズ駐車場検索トップ 

参考:三井不動産リアルティ株式会社|三井のリパーク

参考:日本パーキング株式会社|駐車場検索

安全運転の基礎を徹底!

当たり前のことではありますが、改めて運転の基本を確認しましょう。ぜひ、教習所に通っていた頃の気持ちを思い出してみてください!

法定速度を厳守する

「急いでいたので・・・」は厳禁です!速度制限を守り、周囲の状況に合わせて安全な速度で運転しましょう!

車間距離を確保する

前車との車間距離を十分に確保し、急ブレーキや急ハンドルを避けるようにしましょう!車間距離を詰め過ぎると煽り運転と勘違いされてしまう恐れもありますよ。

運転中のスマートフォン使用は厳禁

運転中のスマートフォン使用は絶対にやめましょう!運転中に着信があると、早く確認したくなるかもしれませんが、目的地についてから確認しましょう!

お客様への配慮が大切!

お客様は担当してくれる営業スタッフの運転を見ているケースは結構多いはずです。常にお客様の立場に立った運転や気遣いを忘れずにしていきましょう!

丁寧な道順案内

お客様には希望物件までの道順を丁寧に説明しましょう。見知らぬ土地で、どのような道を通るか不安に思うお客様もいらっしゃると思います。こういった心遣いが営業スタッフの印象を上げることにもつながるかもしれません。

シートベルト着用のお声掛け

お客様の安全のためにも、お客様へシートベルト着用のお願いをしましょう!自分が事故を起こさなくても、事故をもらってしまうケースもあります。

お客様の乗り降りのサポート

目的地に着いたら、お客様が乗り降りしやすいように、停車位置を調整したり、ドアを開け閉めするなど、気遣いを忘れずにしましょう!

車内での会話に気を配る

運転中は、会話に集中し過ぎないように気を付けましょう。ついつい、お客様との会話に夢中になりすぎてしまうと事故を起こしてしまう可能性も高くなります。お客様との会話は適切なタイミングと適切な話題で行いましょう。

万が一事故やトラブルが起きてしまったら?

とはいえ・・・いくら気を付けていても、避けられない事故やトラブルもあります。万が一事故やトラブルが起きてしまった場合には、落ち着いて対応出来るように、以下のことも確認しておきましょう。

安全確保

まずは、安全な場所に車を移動させ、二次事故を防ぎましょう。また、車両のハザードランプを点灯させ、周囲に事故発生を知らせます。状況に応じて、三角表示板を設置し、後続車に注意を促しましょう。

冷静な対応を心がけましょう

事故やトラブルが発生してしまった場合には、誰もが慌ててしまうものですが、そういう時こそ冷静に対処し、適切な対応を心がけましょう。慌てたときこそ、一呼吸おいて深呼吸しましょう。

ケガ人がいた場合はまずは救護が最優先

万が一、ケガ人が発生してしまった場合に救護を最優先にしましょう。状況によっては、救急車の手配も頭に入れておきましょう。

警察への通報をしましょう

事故の状況に関わらず、警察に通報しましょう。場所、連絡先などを正確に伝えましょう。警察が来る前に相手と勝手な示談などはしないようにしましょう。

会社や上司への報告も忘れずに

上記の対応が一通り済んだら、最後に会社や上司の方へ報告をしましょう。場合によっては、会社として対応が必要なことも出てきますので、何かあれば上司へ相談することも忘れずに。間違っても、「会社にバレたくないから・・・」と報告を怠るのは絶対にやめましょう。

運転が苦手な方は安全運転講習を受講しよう

自動車教習所などで運転が苦手な方向けに、安全運転講習を実施しているところもありますので、ぜひお近くの教習所などに問い合わせてみるのもよいかもしれません。運転のプロから運転スキルを学ぶことで安全運転に対する意識が高まり、運転技術も向上し、お客様の信頼も勝ち取ることにもつながるかもしれません。また、企業向けに運転講習を実施している教習所もあるので、会社として安全運転に務めていきたいと思われている方は、お近くの教習所に確認してみるのも良いと思います。

参考:一般社団法人 東京指定自動車教習所協会 各種講習のご案内 

まとめ

安全運転は、お客様との信頼関係構築の基礎となります。本日ご紹介したポイントを意識し、安全で快適な内見を実現しましょう。常に安全を最優先に考え、プロフェッショナルな対応を心がけることが、成功する不動産仲介営業の鍵となります。この記事を読んだその日から、ハンドルを持つ意識を変えていきましょう!

松本 千治(CHINTAI)

この記事を書いた人

新卒で入社した自動車ディーラーで営業職を9年、本部人事担当を2年経験したのち、2020年に株式会社CHINTAIへ入社。

CHINTAI入社後、経営管理室で新卒および中途採用・労務管理を経験したのち、現在の営業企画グループへ異動。
クライアントである不動産会社様へのフォローやサービスの活用促進を担当しながら、不動産会社様向けの情報発信メディアであるCHINTAI JOURNAL運用も担当。

今回は担当店舗様からも多くお声をいただく、内見時の安全運転について記事化してみました。自分自身の経験も少し織り交ぜていますので、皆様のお役に立てればと思います。皆様のお役に立つ記事をこれからも発信していきます!

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