記事公開日:2022/01/14
最終更新日:2023/11/16
不動産業界以外の方をゲストでお招きし、 他業界のプロ目線で様々なアドバイスを頂く「接客のタネ」。 一人目は、プロマジシャンの「ふじいあきら」さんです! マジシャンの目線から不動産業界について色々聞いていきたいと思います。
目次
上京したての頃、一人暮らしをするとき荷物も少なかったので借りたトラックで先輩たちに手伝ってもらって引越しをしたんです。移動していたら突然雨が降ってきて、道とか調べてなく一方通行とかもあって、先輩たちから「段取りが悪すぎる」と、とても怒られたんです。その晩は、湿った布団を引いて横で寝ました(笑)
引越しって細かく調べなくてはいけないものなのですが、若さゆえに知らなかったんです。
A.お客様が何を求めているかが、まず大切です。
物件のことをよくご存じの不動産会社は、「ここと比べるとここが1番いい物件だよ!」と思っていても、お客様のニーズと違うと、お客様からはしっくりこないと思います。
何を求めているかを認識して、お客様が最も求めていることからお話していくといいと思います。
A.まず、沈黙が気まずいと思っているのは自分だけの場合があります。あまりにも気にしすぎて、焦って「なにか話題を考えなきゃ!」というのがお客様に伝わると、この人自信がないのかな?と感じさせてしまうので、あまり考えない方がいいです。
ある程度訓練や演技で抑えるようにはしていますが、突発的なことが起きてしまうと動きが止まったり、喋りが止まったりしちゃうことはあります。
それって、ボディーランゲージって言うんですね。コップに水がギリギリに入ったものを運ぶとき、一滴もこぼさないで向こう側まで運ぶとするじゃないですか、その時全世界共通でみんな同じ動きになると思うんです。
ボディーランゲージを勉強して、マジックにトリックとして使ったり、逆に焦ったときでもボディーランゲージが出ないように気を付けています。
話題は基本的に天気の話です。または、どこから来たのか、車で移動中ならここにコンビニがあって、今から行く物件から徒歩〇分です。など街の話とかで沈黙は無くすことができると思います。
まずカメラ越しということなので、声のトーンを上げることが大事です。普通の会話の時は、対面で話すので問題ないのですが、カメラ越しになると不機嫌に見られたりしやすいので、笑顔をキープして、ハキハキ話すことが大切です。逆にオーバーリアクションになりすぎて、不自然になることは注意しましょう。
サラリーマン(プログラマー)として、広島より上京。独学でマジックを学び、1993年専業のマジシャンとなる。93年コンテストで日本一になり、各方面で活躍。2001年4月武者修行のため渡米。
現在はYouTubeでも活躍中。
https://www.youtube.com/user/pollomagic
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