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地図アプリのおすすめを厳選紹介!選び方やできるビジネスマンの使い方とは?

記事公開日:2022/08/25

最終更新日:2022/09/18

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「外回りや出張などの効率化を図りたい」「仕事での移動を楽にしたい」と悩んでいる方は、スマホやパソコンで利用できる地図アプリを活用してみましょう。地図アプリは、移動ルートや周辺エリアの検索だけでなく、利用者の目的に応じた多種多様な機能が搭載されています。

今回は、自分に合った地図アプリが選べるよう、アプリの選び方+おすすめアプリ8つをご紹介します。また、アプリごとの概要や特徴、機能なども詳しく解説していきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

地図アプリの選び方

まずは地図アプリの選び方について解説していきます。ビジネスシーンにマッチする地図アプリを選び、さっそく利用してみましょう。

地図アプリの選び方①:使用シーンや目的

使用シーンや目的に合わせて地図アプリを選ぶことで、仕事を効率的に進められます。使用シーン・目的に合わせた機能の例を挙げていくので、地図アプリを選ぶ際の参考にしてみてください。

【使用シーン・目的別にマッチする機能】

使用シーン・目的機能
徒歩で移動・ルート案内(地図上で目的地までのルートが表示される)
・ルート案内用のAR(道にカメラをかざすと進行方向の矢印が出る)
電車で移動・乗り換えや所要時間を表示
・運行情報を表示
車で移動・ナビゲーション(目的地まで音声案内可能)
・渋滞情報の確認
短時間で目的地に到着したい・最適なルートを検索
・あらゆる交通手段でルートを検索(電車、バス、飛行機など)
周辺エリアを調べたい・施設や店舗情報を表示
・選択した場所を360度見渡せる機能
海外でも使いたい・オフラインマップ(地図をダウンロードしてオフラインで使用する)

上記の他にも、防災用や登山用など地図アプリの種類は多種多様なので、利用できる機能を事前にチェックしましょう。特に外回りや客先との商談が多い不動産営業マンの場合、施設検索やルート案内などの機能があると便利です。

地図アプリの選び方②:地図の見やすさ・操作のしやすさ

地図アプリに使い勝手の良さを求める場合、地図の見やすさ・操作のしやすさをチェックしましょう。各要素でチェックすべきポイントは次のとおりです。

<地図の見やすさ>
  • 地図上に表示されるアイコンの種類が豊富に揃っている
  • 目的に応じてマップの種類(路線図や3Dマップなど)が変えられる
  • 施設や店舗名などの文字サイズが変えられる
<操作のしやすさ>
  • 地図の移動や拡大、縮小などがスムーズにできるか
  • 拡大や縮小で表示が切り替わる(拡大すると施設・店舗名が表示されるなど)
  • 地図やメニュー画面を開いたとき、どこに何があるのか一目でわかる

目的地までの案内や、周辺エリアの探索などを目的に地図アプリを使用する場合、アイコンの種類と表示の切り替えに注目してみてください。アイコンが豊富なら店舗や施設の識別に役立つ他、表示の切り替えは地図全体を見渡しやすくなるといった効果があります。

地図アプリの選び方③:月額料金

地図アプリによっては月額料金が発生するため、ダウンロード前に確認しておきましょう。有料の場合、以下のようなパターンで料金が発生します。

<有料アプリの特徴>
  • ダウンロードした時点で毎月の利用料金が発生する
  • アプリの機能をすべて使用するために料金が発生する
  • アプリ内広告を除去するために料金が発生する

基本的な機能(目的地の検索や経路案内など)については、無料で使えるアプリが多いです。そのため、近場での外回りや商談などで利用するなら無料の地図アプリでも十分といえます。

地図アプリの選び方④:対応端末

地図アプリは対応端末が決まっているので、機能や料金などをチェックする前に確認しましょう。Androidのみ・iPhoneのみ・どちらも対応など、自分の持っている端末に対応するのか事前に確認してください。

さらに、対応端末であったとしても、OSが未対応であれば利用できません。各アプリの仕様欄などに記載されているため、未対応の場合は端末のOSをバージョンアップさせる必要があります。

地図アプリの選び方⑤:口コミ・評判

地図アプリの使い勝手や自分の目的にマッチしているかどうかは、口コミ・評判もチェックして判断してください。特に操作性・地図の信頼度については、実際に利用した人にしかわからない部分もあります。アプリの公式ストアには口コミ・評判も掲載されているので、ダウンロード前に目を通しておきましょう。

地図アプリのおすすめ8選

続いて、おすすめの地図アプリを8つ紹介していきます。各アプリの機能や特徴、おすすめポイントなどを解説するので、自分に合ったアプリを見つけてみましょう。

おすすめ地図アプリ①:Google マップ

GoogleマップはGoogleが提供する無料の地図アプリです。多種多様な機能が搭載されており、徒歩や自転車、車など利用者の状況に合わせて機能を使い分けられます。

【Google マップの概要】

項目内容
提供元Google LLC
機能性・経路案内
・地図上に表示された施設や店舗の情報表示
・現在地やルートの共有
・指定した場所を写真で見られる(ストリートビュー)
料金無料
対応OS・iOS:13.4以降
・android:Android 6.0以降

※2022年7月時点

Googleマップは指定する場所の名称(施設名や店舗名など)を入力するだけで、周辺の地図を表示してくれるアプリです。現在地からの経路案内では、徒歩・自転車・電車・車・飛行機などを選択できるので、移動手段に合わせて案内してもらえます。

さらに、地図上では詳細な場所がわからない場合でも、ストリートビューによって場所の写真が見られるため道に迷う心配もありません。

<Googleマップのおすすめポイント&特徴>
  • 無料で各種機能が利用できる
  • 利用者の移動手段に合わせられる
  • 地図を見るうえで欲しい情報(店舗や周辺情報、周辺の写真など)を一通り確認できる

おすすめ地図アプリ②:Yahoo! MAP

Yahoo! MAPは経路案内に強い地図アプリで、施設情報や混雑具合なども併せて検索できます。本格的なナビも利用できるため、外回りなどで移動の多いビジネスマンは利用してみましょう。

【Yahoo! MAPの概要】

項目内容
提供元Yahoo Japan Corporation
機能性・カーナビのような経路案内が使える
・視覚的にわかりやすく混雑具合が把握できる
・雨雲の動きもチェックできる
・特定の決済方法に対応した店舗も検索できる
料金無料
対応OS・iOS:13.0以降
・Android:5.0以降

※2022年7月時点

Yahoo! MAPでは、車や自転車、徒歩などの状況を想定したナビゲーションシステムが搭載されています。そのため、詳細なルートがわからない場合でも画面上に表示される進行方向へ進むだけで目的地に到着できます。施設付近の混雑具合も把握できるため、スムーズ移動したい人はYahoo! MAPを利用してみてください。

<Yahoo!MAPのおすすめポイント&特徴>
  • 初めての道でも迷わず進める機能が搭載されている
  • ルート上の混雑具合を事前に把握できる
  • 状況(車や徒歩)に合わせた使い方ができる

おすすめ地図アプリ③:NAVITIME

NAVITIMEは時間通りに移動したい人向けの地図アプリです。経路案内はもちろん、駅情報や施設・お店などの情報も提供してもらえます。

【NAVITIMEの概要】

項目内容
提供元NAVITIME JAPAN CO.,LTD.
機能性・乗り換え案内(乗車位置やエレベーターの有無などが表示される)
・700万件のデータベースから店舗や施設を検索可能
・駅構内や地下街の地図も表示される ・ルート情報は共有可能
料金無料(有料版もあり)
対応OS・iOS:14.2以降
・Android:4.1以降

※2022年7月時点

NAVITIMEは経路案内の際、屋外の地図だけではなく屋内情報も含めて表示してくれます。そのため、初めて足を運ぶ土地であっても道に迷わず時間通りに目的地へ到着できます。さらに、天気情報や電子コンパスなどの機能も提供されており、移動時の利便性が追求された地図アプリです。

<NAVITIMEのおすすめポイント&特徴>
  • 細かな経路案内が可能(乗り換えや駅構内の地図表示など)
  • 天気情報では直近1時間前後のリアルタイムな情報が収集できる
  • ルート共有機能により、同行する人にも同じルート情報を共有可能

おすすめ地図アプリ④:Yahoo!カーナビ

Yahoo!カーナビは、本格的なカーナビをスマホで使えるアプリです。車に搭載されるカーナビと遜色ない機能が搭載されているため、車移動が多いビジネスマンにおすすめの地図アプリになります。

【Yahoo!カーナビの概要】

項目内容
提供元Yahoo Japan Corporation
機能性・渋滞情報や交差点のレーン情報などを表示
・ナビ走行時は音声案内可能
・高速道路専用のナビ走行
・駐車場の満室、空室のチェックや料金情報の検索
料金無料
対応OS・iOS:13.0以降
・Android:5.0以降

※2022年7月時点

Yahoo!カーナビは車での移動に特化しており、走行時に必要な情報(渋滞状況や駐車場など)を一通り表示してくれます。こちらは音声案内付きなので、走行中に視線がちらつく心配もありません。また上記以外にも、SNSとの連携や雨雲レーダー、ルート選択(渋滞も考慮される)などの機能も搭載されています。

<Yahoo!カーナビのおすすめポイント&特徴>
  • 車での移動時に欠かせない交通情報を表示してくれる
  • 駐車場の情報も検索できるため、目的地到着時に探す必要がない
  • 適切な走行ルートを提案してくれる

おすすめ地図アプリ⑤:地図マピオン

地図マピオンは目的に合わせ、表示する地図を切り替えられるアプリです。駅や周辺スポットの検索も可能なため、ビジネスシーンに合わせた使い方ができます。

【地図マピオンの概要】

項目内容
提供元ONE COMPATH CO., LTD.
機能性・地形、街の境界線、目的地までの距離など利用目的に合わせて地図を変更
・最短距離の駅を検索
・周辺スポットの検索
・地図のフルスクリーン表示
料金無料(アプリ内課金あり)
対応OS・iOS:11.0以降
・Android:4.4以降

※2022年7月時点

地図マピオンでは、以下6つの目的に合わせて地図の表示を切り替えられます。

<目的別の地図表示>
  • 街の範囲を知る「境界線マップ」
  • 徒歩〇分など到着できる距離を調べる「到着圏マップ」
  • 幹線道路や交差点などの名称を表示する「通り名マップ」
  • 高低差(坂道の有無)を確認できる「地形図」
  • 浸水リスクのあるエリアを表示する「防災マップ」
  • 指定エリアの距離感が直観的にわかる「円キョリマップ」

上記以外にも、駅やコンビニなどを簡単に調べられる機能も搭載されているので、ビジネスシーンに応じて機能を使い分けてみましょう。

<地図マピオンのおすすめポイント&特徴>
  • 目的別の地図表示が可能
  • 移動時に欲しい情報(施設や店舗など)が手に入る

おすすめ地図アプリ⑥:MAPS.ME

MAPS.MEはネットワーク環境のない場所でも利用できる地図アプリです。オフラインで地図を表示できるため、海外でもデータ容量などを気にせず利用できます。

【MAPS.MEの概要】

項目内容
提供元STOLMO LIMITED
機能性・オフラインでのマップ表示
・車、自転車、徒歩に対応したナビシステム
・世界中の地図を網羅
料金無料(アプリ内課金あり)
対応OS・iOS:13.0以降
・Android:6.0以上

※2022年7月時点

MAPS.MEはオフラインでの地図表示や検索が可能なため、インターネット環境に左右されず利用できます。ナビゲーション機能は世界中どこでも利用でき、土地勘のない場所でも安心です。さらに、カテゴリ別の検索やホテル予約などもアプリ上で行えるので、出張の際はMAPS.MEの利用を検討してみてください。

<MAPS.MEのおすすめポイント&特徴>
  • オフラインでも地図が使える
  • 利用者の状況に合わせたナビゲーション機能付き
  • レストランやカフェ、ホテルなどカテゴリ別に検索できる

おすすめ地図アプリ⑦:auナビウォーク

auナビウォークは、ドアtoドアの最適なルートを検索できる地図アプリです。交通手段を問わずルート検索できるため、どこにいても道に迷う心配がありません。

【auナビウォークの概要】

項目内容
提供元KDDI CORPORATION
機能性・目的地までの最適なルートを検索
・詳細な乗り換え案内
・詳細な地図情報(降雨や建物の名称、鉄道情報など)を表示
料金無料
対応OS・iOS:13.0以降
・Android:4.4以降

※2022年7月時点

auナビウォークは経路案内に強い地図アプリであり、ルート検索では屋内情報(地下街や駅のホームなど)まで表示可能です。さらに、ARによるナビゲーション機能によって、カメラで撮影する風景に進行方向が表示されます。

また、乗り換え案内においては駅の出口や乗車ホームの番号も表示されるため、慣れない駅でも安心です。

<auナビウォークのおすすめポイント&特徴>
  • 詳細な経路案内でどの場所でも安心して移動できる
  • ARナビゲーション機能があれば、土地勘のない場所でも悩まずに移動しやすい
  • 天気や電車の運行情報も確認できる

おすすめ地図アプリ⑧:YAMAP

YAMAPは山の中でも位置情報が確認できる地図アプリです。登山での利用を目的としており、電波の入らないエリアでもGPSで自分の居場所を把握できます。

【YAMAP マップの概要】

項目内容
提供元YAMAP INC.
機能性・スマホのGPSで電波の入らない山でも現在地がわかる
・登山情報を検索して自分に合う山が見つかる
・スマホで表示する地図を印刷できる
料金無料(アプリ内課金あり)
対応OS・iOS:14.0以降
・Android:6.0以降

※2022年7月時点

YAMAPは登山での利用に特化しているものの、現在地の検索により市街地の地図も表示できます。簡易的に施設名やエリア名(街の名前など)なども表示されるので、現在地の把握は可能です。

仕事柄、郊外や山岳部へ行く機会の多い人は、GPS+専用の地図で現在地が把握できるYAMAPを利用してみましょう。

<YAMAPのおすすめポイント&特徴>
  • 電話やインターネットに繋がらない環境でも現在地がわかる
  • 登山情報を手軽に検索できる

できるビジネスマンの地図アプリの使い方

できるビジネスマンは、既存の地図アプリを有効活用して自身の業務を円滑に進めています。最後に、おすすめの使い方を2つご紹介するので、ビジネスマンとして成長したい人はぜひ参考にしてみてください。

到着時間をあらかじめ推測・把握したうえで行動する

顧客の会社を訪問する前に、事前に地図アプリで目的地までの到着時間を計算しておきましょう。準備にかかる時間や休憩時間などを含めて逆算すると、無理のないスケジュールを組み立てることができます。

またGoogleマップの場合、最適なルート検索だけでなく、選択した場所を登録できる機能も搭載されています。事前に登録しておけば設定したルートに従うだけで目的の場所に到着できるので、活用する地図アプリの機能を駆使して無駄のないスケジューリングを行ってみましょう。

周辺エリアの立地や施設などを確認しておく

外回りを行う前に、地図アプリを使って周辺エリアの立地や施設などを事前に確認しましょう。不動産営業マンの場合、顧客を物件に案内するときに周辺エリアの状況について説明する機会があります。病院の場所や公共施設(学校や保育園など)、スーパーなどの立地を事前に調べておけばスムーズに商談を進められます。

また、地図マピオンであれば周辺エリアに関する情報だけでなく地形まで確認可能です。どのあたりに坂道が多いのか、どこにお店が集中しているのかなどを調べられます。利用目的に応じて地図アプリを使い分け、業務効率のアップ・顧客満足度向上に繋げましょう。

多彩な機能が搭載されている地図アプリを有効に活用しよう

地図アプリは種類によって機能性や操作性などがそれぞれ異なり、どれを使えばいいか迷ってしまう方も少なくありません。しかし、使い勝手が良い地図を活用すれば日々の仕事の効率が上がり、自身の目標も達成しやすくなります。

料金や口コミ・評判なども確認するとアプリとのマッチング率がアップするので、使用シーンや目的に合わせつつ、自身の業務へ活かせるものを使ってみてください。

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CHINTAI JOURNAL編集部

この記事を書いた人

CHINTAI JOURNAL編集部は、営業活動に役立つ情報や業務効率化するための工夫をはじめとして、賃貸仲介業務に「おもしろさ」と「ライフハック」を提供します。