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地図アプリのおすすめを厳選紹介!選び方やできるビジネスマンの使い方とは?

記事公開日:2022/08/25

最終更新日:2024/01/11

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「外回りや出張などの効率化を図りたい」「仕事での移動を楽にしたい」と悩んでいる方は、スマホやパソコンで利用できる地図アプリを活用してみましょう。地図アプリは、移動ルートや周辺エリアの検索だけでなく、利用者の目的に応じた多種多様な機能が搭載されています。

特に、街を知ることを生業とする賃貸仲介業者の方々は、同じ地図アプリばかりだと、何度も同じ道を通ることになってしまうこともあるでしょう。ときには気分を変えて違う地図アプリを使うことで、気分もリフレッシュされ、さらには新しい道や機能を通じて街を知れるかもしれません。

今回は、自分に合った地図アプリが選べるよう、アプリの選び方+おすすめアプリ18選をご紹介します。また、アプリごとの概要や特徴、機能なども詳しく解説していきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

※下記の関連記事では内見(物件案内)時の意識すべきポイント・潜在ニーズを汲み取る方法・クロージングまでの行動について詳しく解説しているので、こちらもチェックしてみてください。

目次

地図アプリの選び方

まずは地図アプリの選び方について解説していきます。ビジネスシーンにマッチする地図アプリを選び、さっそく利用してみましょう。

地図アプリの選び方①:使用シーンや目的

使用シーンや目的に合わせて地図アプリを選ぶことで、仕事を効率的に進められます。使用シーン・目的に合わせた機能の例を挙げていくので、地図アプリを選ぶ際の参考にしてみてください。

【使用シーン・目的別にマッチする機能】

使用シーン・目的機能
徒歩で移動・ルート案内(地図上で目的地までのルートが表示される)
・ルート案内用のAR(道にカメラをかざすと進行方向の矢印が出る)
電車で移動・乗り換えや所要時間を表示
・運行情報を表示
車で移動・ナビゲーション(目的地まで音声案内可能)
・渋滞情報の確認
短時間で目的地に到着したい・最適なルートを検索
・あらゆる交通手段でルートを検索(電車、バス、飛行機など)
周辺エリアを調べたい・施設や店舗情報を表示
・選択した場所を360度見渡せる機能
海外でも使いたい・オフラインマップ(地図をダウンロードしてオフラインで使用する)

上記の他にも、防災用や登山用など地図アプリの種類は多種多様なので、利用できる機能を事前にチェックしましょう。特に外回りや客先との商談が多い不動産営業マンの場合、施設検索やルート案内などの機能があると便利です。

地図アプリの選び方②:地図の見やすさ・操作のしやすさ

地図アプリに使い勝手の良さを求める場合、地図の見やすさ・操作のしやすさをチェックしましょう。各要素でチェックすべきポイントは次のとおりです。

<地図の見やすさ>
  • 地図上に表示されるアイコンの種類が豊富に揃っている
  • 目的に応じてマップの種類(路線図や3Dマップなど)が変えられる
  • 施設や店舗名などの文字サイズが変えられる
<操作のしやすさ>
  • 地図の移動や拡大、縮小などがスムーズにできるか
  • 拡大や縮小で表示が切り替わる(拡大すると施設・店舗名が表示されるなど)
  • 地図やメニュー画面を開いたとき、どこに何があるのか一目でわかる

目的地までの案内や、周辺エリアの探索などを目的に地図アプリを使用する場合、アイコンの種類と表示の切り替えに注目してみてください。アイコンが豊富なら店舗や施設の識別に役立つ他、表示の切り替えは地図全体を見渡しやすくなるといった効果があります。

地図アプリの選び方③:月額料金

地図アプリによっては月額料金が発生するため、ダウンロード前に確認しておきましょう。有料の場合、以下のようなパターンで料金が発生します。

<有料アプリの特徴>
  • ダウンロードした時点で毎月の利用料金が発生する
  • アプリの機能をすべて使用するために料金が発生する
  • アプリ内広告を除去するために料金が発生する

基本的な機能(目的地の検索や経路案内など)については、無料で使えるアプリが多いです。そのため、近場での外回りや商談などで利用するなら無料の地図アプリでも十分といえます。

地図アプリの選び方④:対応端末

地図アプリは対応端末が決まっているので、機能や料金などをチェックする前に確認しましょう。Androidのみ・iPhoneのみ・どちらも対応など、自分の持っている端末に対応するのか事前に確認してください。

さらに、対応端末であったとしても、OSが未対応であれば利用できません。各アプリの仕様欄などに記載されているため、未対応の場合は端末のOSをバージョンアップさせる必要があります。

地図アプリの選び方⑤:口コミ・評判

地図アプリの使い勝手や自分の目的にマッチしているかどうかは、口コミ・評判もチェックして判断してください。特に操作性・地図の信頼度については、実際に利用した人にしかわからない部分もあります。アプリの公式ストアには口コミ・評判も掲載されているので、ダウンロード前に目を通しておきましょう。

一般・賃貸仲介営業マンにおすすめしたい地図アプリ18選

続いて、おすすめの地図アプリを18つ紹介していきます。各アプリの機能や特徴、おすすめポイントなどを解説するので、自分に合ったアプリを見つけてみましょう。

おすすめ地図アプリ①:Google マップ

GoogleマップはGoogleが提供する無料の地図アプリです。多種多様な機能が搭載されており、徒歩や自転車、車など利用者の状況に合わせて機能を使い分けられます。

【Google マップの概要】

項目内容
提供元Google LLC
機能性・経路案内
・地図上に表示された施設や店舗の情報表示
・現在地やルートの共有
・指定した場所を写真で見られる(ストリートビュー)
料金無料
対応OS・iOS:13.4以降
・android:Android 6.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

※2022年7月時点

Googleマップは指定する場所の名称(施設名や店舗名など)を入力するだけで、周辺の地図を表示してくれるアプリです。現在地からの経路案内では、徒歩・自転車・電車・車・飛行機などを選択できるので、移動手段に合わせて案内してもらえます。

さらに、地図上では詳細な場所がわからない場合でも、ストリートビューによって場所の写真が見られるため道に迷う心配もありません。

<Googleマップのおすすめポイント&特徴>
  • 無料で各種機能が利用できる
  • 利用者の移動手段に合わせられる
  • 地図を見るうえで欲しい情報(店舗や周辺情報、周辺の写真など)を一通り確認できる

おすすめ地図アプリ②:Yahoo! MAP

Yahoo! MAPは経路案内に強い地図アプリで、施設情報や混雑具合なども併せて検索できます。本格的なナビも利用できるため、外回りなどで移動の多いビジネスマンは利用してみましょう。

【Yahoo! MAPの概要】

項目内容
提供元Yahoo Japan Corporation
機能性・カーナビのような経路案内が使える
・視覚的にわかりやすく混雑具合が把握できる
・雨雲の動きもチェックできる
・特定の決済方法に対応した店舗も検索できる
料金無料
対応OS・iOS:13.0以降
・Android:5.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

※2022年7月時点

Yahoo! MAPでは、車や自転車、徒歩などの状況を想定したナビゲーションシステムが搭載されています。そのため、詳細なルートがわからない場合でも画面上に表示される進行方向へ進むだけで目的地に到着できます。施設付近の混雑具合も把握できるため、スムーズ移動したい人はYahoo! MAPを利用してみてください。

<Yahoo!MAPのおすすめポイント&特徴>
  • 初めての道でも迷わず進める機能が搭載されている
  • ルート上の混雑具合を事前に把握できる
  • 状況(車や徒歩)に合わせた使い方ができる

おすすめ地図アプリ③:NAVITIME

NAVITIMEは時間通りに移動したい人向けの地図アプリです。経路案内はもちろん、駅情報や施設・お店などの情報も提供してもらえます。

【NAVITIMEの概要】

項目内容
提供元NAVITIME JAPAN CO.,LTD.
機能性・乗り換え案内(乗車位置やエレベーターの有無などが表示される)
・700万件のデータベースから店舗や施設を検索可能
・駅構内や地下街の地図も表示される ・ルート情報は共有可能
料金無料(有料版もあり)
対応OS・iOS:14.2以降
・Android:4.1以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

※2022年7月時点

NAVITIMEは経路案内の際、屋外の地図だけではなく屋内情報も含めて表示してくれます。そのため、初めて足を運ぶ土地であっても道に迷わず時間通りに目的地へ到着できます。さらに、天気情報や電子コンパスなどの機能も提供されており、移動時の利便性が追求された地図アプリです。

<NAVITIMEのおすすめポイント&特徴>
  • 細かな経路案内が可能(乗り換えや駅構内の地図表示など)
  • 天気情報では直近1時間前後のリアルタイムな情報が収集できる
  • ルート共有機能により、同行する人にも同じルート情報を共有可能

おすすめ地図アプリ④:Yahoo!カーナビ

Yahoo!カーナビは、本格的なカーナビをスマホで使えるアプリです。車に搭載されるカーナビと遜色ない機能が搭載されているため、車移動が多いビジネスマンにおすすめの地図アプリになります。

【Yahoo!カーナビの概要】

項目内容
提供元Yahoo Japan Corporation
機能性・渋滞情報や交差点のレーン情報などを表示
・ナビ走行時は音声案内可能
・高速道路専用のナビ走行
・駐車場の満室、空室のチェックや料金情報の検索
料金無料
対応OS・iOS:13.0以降
・Android:5.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

※2022年7月時点

Yahoo!カーナビは車での移動に特化しており、走行時に必要な情報(渋滞状況や駐車場など)を一通り表示してくれます。こちらは音声案内付きなので、走行中に視線がちらつく心配もありません。また上記以外にも、SNSとの連携や雨雲レーダー、ルート選択(渋滞も考慮される)などの機能も搭載されています。

<Yahoo!カーナビのおすすめポイント&特徴>
  • 車での移動時に欠かせない交通情報を表示してくれる
  • 駐車場の情報も検索できるため、目的地到着時に探す必要がない
  • 適切な走行ルートを提案してくれる

おすすめ地図アプリ⑤:地図マピオン

地図マピオンは目的に合わせ、表示する地図を切り替えられるアプリです。駅や周辺スポットの検索も可能なため、ビジネスシーンに合わせた使い方ができます。

【地図マピオンの概要】

項目内容
提供元ONE COMPATH CO., LTD.
機能性・地形、街の境界線、目的地までの距離など利用目的に合わせて地図を変更
・最短距離の駅を検索
・周辺スポットの検索
・地図のフルスクリーン表示
料金無料(アプリ内課金あり)
対応OS・iOS:11.0以降
・Android:4.4以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

※2022年7月時点

地図マピオンでは、以下6つの目的に合わせて地図の表示を切り替えられます。

<目的別の地図表示>
  • 街の範囲を知る「境界線マップ」
  • 徒歩〇分など到着できる距離を調べる「到着圏マップ」
  • 幹線道路や交差点などの名称を表示する「通り名マップ」
  • 高低差(坂道の有無)を確認できる「地形図」
  • 浸水リスクのあるエリアを表示する「防災マップ」
  • 指定エリアの距離感が直観的にわかる「円キョリマップ」

上記以外にも、駅やコンビニなどを簡単に調べられる機能も搭載されているので、ビジネスシーンに応じて機能を使い分けてみましょう。

<地図マピオンのおすすめポイント&特徴>
  • 目的別の地図表示が可能
  • 移動時に欲しい情報(施設や店舗など)が手に入る

おすすめ地図アプリ⑥:MAPS.ME

MAPS.MEはネットワーク環境のない場所でも利用できる地図アプリです。オフラインで地図を表示できるため、海外でもデータ容量などを気にせず利用できます。

【MAPS.MEの概要】

項目内容
提供元STOLMO LIMITED
機能性・オフラインでのマップ表示
・車、自転車、徒歩に対応したナビシステム
・世界中の地図を網羅
料金無料(アプリ内課金あり)
対応OS・iOS:13.0以降
・Android:6.0以上
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

※2022年7月時点

MAPS.MEはオフラインでの地図表示や検索が可能なため、インターネット環境に左右されず利用できます。ナビゲーション機能は世界中どこでも利用でき、土地勘のない場所でも安心です。さらに、カテゴリ別の検索やホテル予約などもアプリ上で行えるので、出張の際はMAPS.MEの利用を検討してみてください。

<MAPS.MEのおすすめポイント&特徴>
  • オフラインでも地図が使える
  • 利用者の状況に合わせたナビゲーション機能付き
  • レストランやカフェ、ホテルなどカテゴリ別に検索できる

おすすめ地図アプリ⑦:auナビウォーク

auナビウォークは、ドアtoドアの最適なルートを検索できる地図アプリです。交通手段を問わずルート検索できるため、どこにいても道に迷う心配がありません。

【auナビウォークの概要】

項目内容
提供元KDDI CORPORATION
機能性・目的地までの最適なルートを検索
・詳細な乗り換え案内
・詳細な地図情報(降雨や建物の名称、鉄道情報など)を表示
料金無料
対応OS・iOS:13.0以降
・Android:4.4以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

※2022年7月時点

auナビウォークは経路案内に強い地図アプリであり、ルート検索では屋内情報(地下街や駅のホームなど)まで表示可能です。さらに、ARによるナビゲーション機能によって、カメラで撮影する風景に進行方向が表示されます。

また、乗り換え案内においては駅の出口や乗車ホームの番号も表示されるため、慣れない駅でも安心です。

<auナビウォークのおすすめポイント&特徴>
  • 詳細な経路案内でどの場所でも安心して移動できる
  • ARナビゲーション機能があれば、土地勘のない場所でも悩まずに移動しやすい
  • 天気や電車の運行情報も確認できる

おすすめ地図アプリ⑧:YAMAP

YAMAPは山の中でも位置情報が確認できる地図アプリです。登山での利用を目的としており、電波の入らないエリアでもGPSで自分の居場所を把握できます。

【YAMAP マップの概要】

項目内容
提供元YAMAP INC.
機能性・スマホのGPSで電波の入らない山でも現在地がわかる
・登山情報を検索して自分に合う山が見つかる
・スマホで表示する地図を印刷できる
料金無料(アプリ内課金あり)
対応OS・iOS:14.0以降
・Android:6.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

※2022年7月時点

YAMAPは登山での利用に特化しているものの、現在地の検索により市街地の地図も表示できます。簡易的に施設名やエリア名(街の名前など)なども表示されるので、現在地の把握は可能です。

仕事柄、郊外や山岳部へ行く機会の多い人は、GPS+専用の地図で現在地が把握できるYAMAPを利用してみましょう。

<YAMAPのおすすめポイント&特徴>
  • 電話やインターネットに繋がらない環境でも現在地がわかる
  • 登山情報を手軽に検索できる

おすすめ地図アプリ⑨:マップ

マップは、iPhoneに純正で入っている地図アプリです。リアルタイムでの渋滞状況や、運行情報をもとにナビゲーションされるため、いざ駅に向かうと話が違うといったことが起きません。

【マップの概要】

項目内容
提供元Apple
機能性・アップル製品との同期が可能
※iPhone、アップルウォッチ、iPad・マップから直接店舗サイトへの訪問が可能、予約もできる
料金無料
対応OS・iOS:10.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら

マップの魅力は、何といってもアップル商品との同期連動性と、直感的に使えるUIにあります。例えば、アップルウォッチを使いながらナビを利用すると、曲がる交差点でアップルウォッチがタップして気付かせてくれます。

また、過去に訪問したことのある場所で撮影した写真を同期するなど、拡張性のあるアルバムとしても利用が可能です。

<マップのおすすめポイント&特徴>

  • 使い勝手の良いUI
  • 地図のみならず、ナビやアルバムとしても活用可能
  • ブラウジングとの相性も抜群

おすすめ地図アプリ⑩:ツーリングサポーター

ツーリングサポーターは、排気量によらずバイクを利用する方々に特化した地図アプリです。一般の地図アプリでは賄えない、バイク乗りに嬉しい機能がたくさん搭載されています。バイクでツーリングを行う方々には、おすすめの地図アプリといえるでしょう。

【ツーリングサポーターの概要】

項目内容
提供元ナビタイム
機能性・排気量ごとのルート設定が可能
・バイクならではの景観を重視したルート設置が可能
・ガソリンスタンドや道の駅を簡単に検索できる
料金無料(アプリ内コースにより課金あり)
対応OS・iOS:14.0以降
・Android:7.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

<マップのおすすめポイント&特徴>

  • バイクでの利用に特化したUIと機能
  • 排気量によりルートを設定可能

おすすめ地図アプリ⑪:MapFan

MapFanは、徒歩や自動車のナビゲーションはもちろんのこと、大型車でのルート検索も可能です。その最大の特徴は、投稿により作られる「MapFan未来情報」ではないでしょうか。今の地図だけに留まらないMapFanは、将来オープン予定のお店の情報まで網羅できますので、サブアプリとしての利用価値もありそうです。

【MapFanの概要】

項目内容
提供元ジオテクノロジーズ株式会社(GeoTechnologies, Inc.)
機能性・充実のナビ機能、大型車専用のルート検索も可能
・多言語での表示可能
・RPGゲーム風の表示など、遊び心のあるレイヤーも搭載
料金無料(アプリ内コースにより課金あり)
対応OS・iOS:7.0以降
・Android:5.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

<MapFanのおすすめポイント&特徴>

  • 未来地図機能で、今の地図に未来の情報もゲットできる
  • 遊び心があるレイヤーで、サブアプリとして使い勝手が良い

おすすめ地図アプリ⑫:ゼンリンいつもNAVI【マルチ】

ゼンリンいつもNAVIは、地図業界最大手のゼンリンが提供する地図アプリです。無料版・有料版で機能に違いが発生してしまいますが、フリーワード検索機能が充実しており、ビル名や店名はもちろんのこと、観光地やロケ地などもヒットするのは、ゼンリンならではの強みといえるでしょう。

ゼンリンいつもNAVIの概要

項目内容
提供元株式会社ゼンリンデータコム
機能性・フリーワード検索が秀逸・ナビは有料会員のみ利用可能
・地図に載らない地図情報まで網羅 (ロケ地や観光地、病院情報まで)
・ゼンリン住宅地図が搭載
料金無料(アプリ内コースにより課金あり)
対応OS・iOS:13.0以降
・Android:5.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

<ゼンリンいつもNAVIのおすすめポイント&特徴>

  • 住宅地図搭載により、テナント情報やフロア情報・表札情報まで閲覧可能
  • 車両の大きさに合わせたルート設定も可能

おすすめ地図アプリ⑬:Google Earth

Google Earthは、グーグルが提供する地図アプリです。衛星写真を軸としているところ、地図アプリとしてではなく、地球儀アプリという感覚の方が正しいかもしれません。

【Google Earthの概要】

項目内容
提供元Google
機能性・地図では表せない地形を俯瞰で把握できる
・ストリートビュー機能が搭載されている
・地名からウィキペディアにリンクするなど、勉強に最適
料金無料(アプリ内コースにより課金あり)
対応OS・iOS:14.0以降
・Android:4.1以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

<Google Earthのおすすめポイント&特徴>

  • 地図というよりは地球儀として世界のことを知れる
  • 海外や旅行先の下調べや距離感を知るには便利

おすすめ地図アプリ⑭:乗換MAPナビ

乗換MAPナビは、乗換情報や自動車によるナビゲーションはもちろんのこと、最寄りの避難所へのナビ機能もあります。医療機関情報との連携も充実しており、困ったときのナビとしてはぜひ入れておきたい地図アプリです。

【乗換MAPナビの概要】

項目内容
提供元株式会社エムティーアイ
機能性・公共交通機関のナビでは出口番号も網羅
・2Dや3D、昼モードと夜モードで使い分け可能
・事故車両や規制情報もオンラインで反映
料金無料(アプリ内コースにより課金あり)
対応OS・iOS:11.0以降
・Android:8.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

<乗換MAPナビのおすすめポイント&特徴>

  • ナビアプリとしても、乗換アプリとしても網羅性と汎用性が高い
  • 緊急時の利用に適した避難所や医療機関情報との連携が魅力

おすすめ地図アプリ⑮:NAVITIMEマップ

NAVITIMEマップも、地図およびナビアプリとして使い勝手の良い一品です。とりわけ地図表示では、画面に表示されている位置と、自分が現実に立っている位置の向きなどに自信を持てないときがあるでしょう。

NAVITIMEマップでは、ランドマークや目印となる店舗が拡大表示されるため、地図表示と現実世界の違いを感じさせにくい構造になっています。

【NAVITIMEマップの概要】

項目内容
提供元NAVITIME JAPAN CO.,LTD.
機能性・地図表示と現実表示が近く、迷いにくい仕様
・シンプルな操作が可能
・リアルタイムの混雑度合いも表示される
料金無料(アプリ内コースにより課金あり)
対応OS・iOS:15.0以降
・Android:8.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

<NAVITIMEマップのおすすめポイント&特徴>

  • 出口表示や乗換ホームの指示など、シンプルで使い勝手が良い
  • 混雑表示機能で、人混みが苦手なときは回避するなどできる

おすすめ地図アプリ⑯:オフライン地図

オフライン地図は、オープンストリートマップで日々多数のユーザーによって更新される、新感覚の地図です。オフライン地図にあるように、データやメモリの削減に役立つことはいうまでもありません。

また、特筆すべきは、地図に載っていないような道が更新されることです。山中のハイキングルートなどは、その最たるものといえるでしょう。

【オフライン地図の概要】

項目内容
提供元MAPS.ME (CYPRUS) LIMITED
機能性・通常の地図に表示されるランドマークとは違い、コンテンツクリエイターによる知る人ぞ知るランドマークが紹介される
・ハイキングルートなどにも流用可能
料金無料(アプリ内コースにより課金あり)
対応OS・iOS:14.0以降
・Android:6.0以降
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

<オフライン地図のおすすめポイント&特徴>

  • オフラインでの利用が可能であるため、居住地の災害対策としてもおすすめ
  • ハイキングルートなど、特殊な地図としての利用にも適している
  • オフラインが主流となる海外でのトイレやATM検索に強い

おすすめ地図アプリ⑰:地図ロイド

地図ロイドは、山登りを趣味にする方にはもってこいの地図アプリです。その理由は、閲覧可能なレイヤーにあります。国土地理院標準地図(地形図) ・国土地理院色別標高図・OpenStreetMap・Google地図・航空写真・カスタム地図・Webマップタイルなど、さまざまな地図を表示させることが可能です。

【地図ロイドの概要】

項目内容
提供元KMI Software
機能性・多数のレイヤーを表示させることが可能
・バイクやサイクリングを山間部で楽しむ方の必須アプリ
料金無料(アプリ内コースにより課金あり)
対応OS・iOS:未対応
・Android:未記載
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

<地図ロイドのおすすめポイント&特徴>

  • 高低差のある地形図を見る必要がある人にはおすすめのアプリ
  • 他アプリとの連動により、ビギナーからプロまで納得感のあるカスタマイズ性

おすすめ地図アプリ⑱:フットパス・ルートメーカー

フットパス・ルートメーカーは、ウォーキングやランニング・サイクリングなどのフィットネス活動に重きを置いた地図アプリです。いつもの散歩コースやランニングコースが何キロあるのか、昨日は1時間かかったこの道を今日は55分で走りたいなど、健康志向のある方々におすすめできます。

【フットパス・ルートメーカーの概要】

項目内容
提供元Half Mile Labs LLC
機能性・ルートのみならず断面図から高低差も確認可能
・ワークアウトの履歴保存用としても便利
料金無料(アプリ内コースにより課金あり)
対応OS・iOS:15.0以上
・Android:4.4以上
ダウンロード・App Storeからのダウンロードはこちら
・Google Playからのダウンロードはこちら

<フットパス・ルートメーカーのおすすめポイント&特徴>

  • ウォーキングやランニング、サイクリングには必須のアプリ
  • ルート保存が無制限

できる一般・賃貸仲介営業担当者の地図アプリの使い方

できるビジネスマンは、既存の地図アプリを有効活用して自身の業務を円滑に進めています。最後に、おすすめの使い方を3つご紹介するので、ビジネスパーソンとして成長したい人はぜひ参考にしてみてください。

到着時間をあらかじめ推測・把握したうえで行動する

顧客の会社を訪問する前に、事前に地図アプリで目的地までの到着時間を計算しておきましょう。準備にかかる時間や休憩時間などを含めて逆算すると、無理のないスケジュールを組み立てることができます。

またGoogleマップの場合、最適なルート検索だけでなく、選択した場所を登録できる機能も搭載されています。事前に登録しておけば設定したルートに従うだけで目的の場所に到着できるので、活用する地図アプリの機能を駆使して無駄のないスケジューリングを行ってみましょう。

周辺エリアの立地や施設などを確認しておく

外回りを行う前に、地図アプリを使って周辺エリアの立地や施設などを事前に確認しましょう。不動産営業マンの場合、顧客を物件に案内するときに周辺エリアの状況について説明する機会があります。病院の場所や公共施設(学校や保育園など)、スーパーなどの立地を事前に調べておけばスムーズに商談を進められます。

また、地図マピオンであれば周辺エリアに関する情報だけでなく地形まで確認可能です。どのあたりに坂道が多いのか、どこにお店が集中しているのかなどを調べられます。利用目的に応じて地図アプリを使い分け、業務効率のアップ・顧客満足度向上に繋げましょう。

会話のネタとして地図アプリを活用する

営業担当者に求められるさまざまなスキルの中には、雑談力があるのではないでしょうか。商談をスムーズに進めるためにも、会話は途切れさせないようにしたいものです。そんなとき、スマートフォンなどで地図をもって何かを説明する機会に、地図アプリを使ってみてはいかがでしょうか。

Googleマップやマップはおそらく見慣れており、特にそれについて会話が弾むことはないでしょう。しかし、一風変わったレイヤーの地図アプリや、標高がわかるアプリなどをあえて使ってみることで、何か会話が弾むきっかけになるかもしれません。健康に気を遣ってウォーキングをしている人や、ハイキングなど山登りが趣味な人を見つけることにも繋がるでしょう。

利便性はもちろん重要ですが、少し違う角度から地図アプリを見直してみてください。意外とその奥深さと多様性から、ビジネスに発展するかもしれません。

多彩な機能が搭載されている地図アプリを有効に活用しよう

地図アプリは種類によって機能性や操作性などがそれぞれ異なり、どれを使えばいいか迷ってしまう方も少なくありません。しかし、使い勝手が良い地図を活用すれば日々の仕事の効率が上がり、自身の目標も達成しやすくなります。

また、現在はBCP対策と称して、災害時における従業員の安全確保も企業の重要な課題として取り組まれていることと考えられます。大都市であれば帰宅難民となり、避難所で一夜を明かす必要性に迫られることもあるかもしれません。

そんなとき、避難所へのルートがオフラインでも利用できるアプリや、医療機関への最短距離がすぐにわかるようにしておくことは非常に重要です。

使い勝手とBCP対策、営業トークのネタ作りと、地図アプリの可能性はまさに無限大です。料金や口コミ・評判なども確認するとアプリとのマッチング率がアップするので、使用シーンや目的に合わせつつ、自身の業務へ活かせるものを使ってみてください。

KS

この記事を書いた人

大学卒業後、賃貸仲介業や管理業を約4年間経験したのち、知人の独立を手伝い賃貸仲介会社を2社立ち上げ。後に賃貸管理業のプロパティマネージャーやアセットマネージャー、総合不動産会社での経営企画室室長としてのキャリアを積む。
現在は、賃貸事業、管理事業、注文住宅事業の立て直しのため、店舗店長を兼任し、マネジメントを行っている。

■現在の職業・肩書き・資格など
宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士

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