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営業マンの靴の選び方!おすすめのビジネスシューズのデザインや手入れ方法も解説

記事公開日:2021/12/15

最終更新日:2023/11/16

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毎日履いているビジネスシューズを、きれいに磨いていますか?

営業マンが身につけているものは、すべて商売道具です。お客様は営業マンの持ち物、スーツの着こなし方、清潔感ある身だしなみなど、トータルで印象を判断します。そのなかでも、特に気をつけたいのが靴です。

いくら仕事ができても、「靴が汚れていてだらしなく見えたたから」という理由でチャンスを逃すこともあり得ます。細かい部分まで気を使えてこそ、信頼できる営業マンといえるでしょう。

今回は、営業マンにとって重要な靴の選び方をご紹介します。おすすめのデザインや手入れ方法もお伝えするので、足元まで気を配り、今まで以上にお客様から好印象を得ましょう。

営業マンにとって靴が重要な理由

「靴ひもを結ぶセールスマン」の画像

シワのないスーツに、きれいにセットした髪。身だしなみをしっかり整えることは、営業マンにとって基本中の基本です。

それでは、いつも履いている靴の状態はどうでしょうか。スーツなどに比べると気を抜いてしまうかもしれませんが、相手には目につきやすい部分です。靴が汚れていると、それだけで信用を失う可能性もあります。

次項では、営業マンにとって靴が重要である理由について深掘りしていきましょう。

足元が綺麗だと細部まで気を使える証になるから

足元は見落としがちですが、お辞儀をする際に相手からは目につきやすい場所です。どれだけスーツをきちんと着こなし、身だしなみを整えていても、靴の汚れは「細部まで気を使えていない人」という印象を抱かせます。

最悪の場合、「細部まで気を使えない=仕事も適当」というイメージを持たれてしまいます。そのため、足元をきれいにしている営業マンは、細かいところまで気を使える証です。

特に不動産業界の営業マンは、内見の際など靴を脱ぐ機会が多いので、常に気を使っておきましょう。

靴のメンテナンスは精神的な余裕を生むから

日々忙しさに追われている営業マンにとって、靴のメンテナンスをすることは精神的な余裕を生む作業のひとつです。人によっては靴を磨くことで無心になれる人もいることでしょう。

また、営業マンの精神的な余裕は、お客様にも伝わります。逆に、汚れた靴を履いている営業マンは、「靴を磨く余裕もない営業マン」というイメージを持たれてしまいます。

自分の心の余裕だけでなく、お客様が持つイメージにも影響を与えるため、靴のメンテナンスをする時間は大切です。

営業マンが靴を選ぶ際の5つのポイント

「右手人差し指を立てるビジネスマン」の画像

ここまでは営業マンにとって靴が重要な理由をお伝えしました。次に、どのような靴を選べばいいのかについて解説します。

営業マンの靴は、以下の5つのポイントを押さえて選びましょう。

1.デザイン

2.素材

3.色

4.歩きやすさ

5.脱ぎ履きのしやすさ

ポイントをひとつずつ解説してきます。

①デザイン

まずは、デザインです。誠実さをアピールするために、プレーンなものがおすすめです。個性が強い装飾やデザインは、ビジネスシーンにはそぐわないので避けましょう。

②素材

2つ目のポイントは、素材です。ビジネスシューズには、本革と合皮があります。本革の特徴は、足に馴染みやすく長持ちしやすい点です。一方で合皮は、購入しやすい価格で、水や傷に比較的強い点が特徴とされています。

合皮でも本革に近いものがありますが、安っぽく見えるものは避けましょう。また、雨に強いものを選ぶこともおすすめです。

③色

3つ目のポイントは色。使いやすい黒がおすすめです。基本の色で、どのスーツと合わせても違和感がありません。

茶色や紺色は、黒よりもややカジュアルな印象を与えます。スーツと合わせればおしゃれな印象になり、堅すぎないイメージにもなるため、相手や状況によっては好印象です。

④歩きやすさ

ビジネスシューズは、歩きやすさも大切です。印象を悪くしないデザインや色でなければ、歩きやすさを優先して選ぶのもいいでしょう。

ビジネスシューズには、靴ひもを通す部分である「羽根」に種類があります。それぞれ「外羽根」と「内羽根」と呼ばれ、2つの違いは羽根の縫い付け方法です。

■外羽根:側面だけが縫い付けられており、羽根部分が外に開く

■内羽根:側面とつま先が縫い付けられており、羽根と甲部分が一体化している

靴ひもがあるビジネスシューズの場合、外羽根タイプがおすすめです。外羽根は羽根部分が大きく開くため、脱ぎ履きが楽なうえにフィット感があります。

また、最近ではスニーカーも許容されつつあります。オフィスカジュアルや、スポーツ庁の「FUN+WALK PROJECT」により、スーツにスニーカーを合わせている人も増えてきました。

とはいえ、職種のルールによっては、ビジネスシューズを推奨している場合もあります。また、堅い業界・企業では、営業マンのスニーカー着用に対して、マイナスな印象になる可能性もあるでしょう。さらに、重要な商談の場においては、不信感を抱かせるかもしれません。

歩きやすさを重視するには、一般的なカジュアルなスニーカーではなく、ビジネスシューズとして発売されているスニーカーがおすすめです。見た目は革靴ながら、スニーカーのような履き心地のため、外回りが多い営業マンに向いています。

⑤脱ぎ履きのしやすさ

最後のポイントは、脱ぎ履きのしやすさです。不動産業界の営業の人は、物件の内覧などでほかの営業マンよりも脱ぎ履きの機会が多いため、とくに重視したいポイントです。着脱のたびにお客様を待たせず、もたつかないように、脱ぎ履きがしやすい靴を選びましょう。

営業マンの靴の代表的なデザイン

「ビジネスシューズ」といっても、さまざまなタイプがあります。デザインによって与える印象が異なるので、イメージやTPOに合わせたビジネスシューズを選びましょう。

ビジネスシューズの代表的なデザインは、以下の4つです。

1.プレーントゥ

2.ストレートチップ

3.ウィングチップ

4.モンクストラップ

デザインの特徴について解説していきます。

プレーントゥ

プレーントゥは、つま先に装飾が施されていないシンプルなデザインです。外羽根タイプ・内羽根タイプのどちらも取り扱いがあり、ビジネスにもフォーマルにも活用できます。

外羽根は脱ぎ履きがしやすく、活動的なイメージでビジネス向きです。内羽根は主にフォーマル向けで、真面目な印象を与えます。

つま先に丸みがあるほどカジュアルになるため、スマートなデザインを選びましょう。ただし、つま先が尖りすぎているものは、軽い印象を与えるため避けてください。

ストレートチップ

ストレートチップは、甲の部分に横一直線の切り替えが入っています。冠婚葬祭からビジネスまで幅広く使える靴なので、最初の1足として買っておきたいデザインです。

とくに、ストレートチップと内羽根の組み合わせは、基本的にどこへ行くにもも使える万能な一足です。主張をしないデザインで品格があり、知的なイメージを与えます。

ウィングチップ

ウィングチップは、つま先に「W」の切り替えが入ったデザインです。靴全体に穴飾り(メダリオン)が施されています。

冠婚葬祭では使えませんが、ビジネスシーンで活用できます。堅い印象のなかに遊び心が感じられるデザインなので、2〜3足目のビジネスシューズとして購入するのがおすすめです。

モンクストラップ

モンクストラップは、靴ひもではなく金属のバックルとベルトで調整するタイプです。脱ぎ履きがしやすいため、不動産会社の営業マンなど脱ぎ履きのシーンが多い人におすすめです。

個性がほどよく出て、おしゃれな印象を与えます。ビジネスだけでなく、カジュアルにも使えるデザインです。

営業で好印象を与える靴のメンテナンス方法

「革靴とメンテナンス道具」の画像

靴はデザインも重要ですが、手入れが行き届いていないと汚れが目立ち、良い印象を持たれません。日々のメンテナンスで、お客様に好印象を与えましょう。

靴のメンテナンス方法を、以下の3つのステップで紹介します。

1.ブラッシングでほこりを落とす

2.布にクリーナーをつけて汚れを落とす

3.クリームを塗って靴のツヤ出しをする

①ブラッシングでほこりを落とす

まずは、靴についたほこりを落とします。革靴のメンテナンスに使用するブラシは、豚毛と馬毛の2種類です。ほこりを落とす場合は、馬毛を使いましょう。馬の毛を使ったブラシは毛先が柔らかく、革靴を傷つけません。

馬毛ブラシで靴全体をブラッシングしたら、次は縫い目など細かい部分をブラッシングします。縫い目にはほこりが溜まっているので、忘れずにブラッシングをしましょう。できる限り、ブラッシングは毎日行うことをおすすめします。

②布にクリーナーをつけて汚れを落とす

次に、ブラッシングでは落としきれなかったほこりや、以前に塗ったクリームなどの汚れを落とします。

布は着古したTシャツなどのやわらかい布や、市販の専用クロスを使いましょう。力を入れず、2〜3回ほど繰り返して落とすことがポイントです。

③クリームを塗って靴のツヤ出しをする

最後に、クリームを塗ってツヤ出しをします。クリームは革靴の色と同じか、少し明るめの色を選びましょう。

量は米2〜3粒ほどで、クリームをブラシや布につけ、靴全体に塗っていきます。ポイントは、つま先やかかとの硬い部分から塗っていくことです。

クリームを全体に塗ったら、豚毛のブラシで大きく動かし、クリームを伸ばしていきます。クリームを塗る工程は、毎日ではなく2週間に1回程度でかまいません。

営業の靴のメンテナンスで気をつけたい3つのポイント

ビジネスシューズのメンテナンスを、3つのステップでお伝えしました。メンテナンスをする際は、以下の3つのポイントに気をつけましょう。

1.ブラッシングは毎日行うのがベスト

2.保管方法や保管場所にも注意が必

3.毎日同じ靴を履くと汚れや汗が溜まりやすい

注意点を詳しく解説していきます。

①ブラッシングは毎日行うのがベスト

最初に気をつけたいポイントは、ブラッシングを毎日行うことです。1日履いた靴は、ほこりで汚れています。そのまま放置するのは、シャツを洗濯せずにまた着るのと同じです。

できれば、ブラッシングだけでも毎日行うようにしましょう。

②保管方法や保管場所にも注意が必要

2つ目のポイントは、保管方法と保管場所です。革靴を汚れた状態かつ、湿気が多い場所で保管をするとカビが生えます。

まずは、お伝えしたメンテナンス方法で汚れを落とし、シューキーパーで形を整えましょう。なかでも木製のシューキーパーは、除湿の役割も果たすためおすすめです。

またビジネスシューズを靴箱に収納する際は、こまめに換気をして通気をよくしたり、除湿剤を置いたりして、湿気がたまらない環境にしましょう。メンテナンス自体も大切ですが、保管方法にも気をつけてください。

③毎日同じ靴を履くと汚れや汗が溜まりやすい

最後は、数足をローテーションで履き回すことです。人は1日歩くだけで、両足から約コップ1杯分の汗をかきます。毎日同じ靴を履くと湿気が抜けず、雑菌が繁殖しやすくなります。また、臭いの原因にもなり、靴も傷みやすくなるでしょう。

靴は数足そろえ、ローテーションで履くのがおすすめです。なお、1日履いたら、2日ほど休ませるのが理想です。

営業マンの靴は信頼感や好印象アップを第一に考えて選ぼう

今回は、営業マンの靴の選び方についてお伝えしました。営業マンの靴は、自分自身の心の余裕をあらわしています。さらに、靴の手入れは仕事に対する取り組み方と似ているので、細かいところまで気を使える営業マンほど、信頼感や好印象を得られるでしょう。

また、靴のデザインによって与える印象も異なるため、演出したいイメージに合ったデザインをTPOに合わせて選ぶことも大切です。適切な靴を選んで、今までよりもお客様から好印象を得られるように、足元にまで気を使いましょう。

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CHINTAI JOURNAL編集部

この記事を書いた人

CHINTAI JOURNAL編集部は、営業活動に役立つ情報や業務効率化するための工夫をはじめとして、賃貸仲介業務に「おもしろさ」と「ライフハック」を提供します。

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