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好印象な女性営業職の髪型とは?意識すべき点や注意点などを解説

記事公開日:2022/01/06

最終更新日:2023/11/16

営業マン女性の画像

営業職は会社の顔としてお客様と接することが多いため、第一印象は大切です。特に髪型は、メイクよりも気づきやすい部分であるため、清潔感がなかったり、整えられていなかったりすると、マイナスのイメージを持たれてしまいます。

一度与えてしまったマイナスな印象をプラスにする事は難しいので、初対面の段階で好印象を持ってもらえるよう、事前に意識し、心掛ける事が重要です。

今回は、お客様に好印象を与える女性営業職の髪型に関する注意点や、意識する点を併せてご紹介します。

女性営業職の髪型で大切なのは「清潔感」

パソコンの画面を見つめる女性の画像

女性営業職の髪型は、おしゃれではなく清潔感が大切です。お客様が抱く営業職への第一印象は、ほぼ外見で決まります。初対面の段階で相手がどういう人なのかどうかは分からないため、見た目で「誠実そう」「活発そう」などと判断するのです。

特に不動産や保険など、高額な商品を扱う営業は清潔感が重要です。お客様は高額な買い物をするので、「信頼のある営業担当」に任せたいと思っています。最初の信頼づくりは外見が大切なので、清潔感のある髪型や服装を意識していれば、お客様はあなたの話を聞く態勢になるのです。

反対に派手な髪色や個性的なヘアスタイルは、「この人に任せて大丈夫かな? 」と不安な印象を与えてしまいます。どれだけ誠実に対応をしても、お客様は不安な印象を抱いたままとなり、結果的に信頼関係を築けないままになってしまうので注意しましょう。

お客様に好印象を与える女性営業職の髪型

お客様に好印象を与えられる髪型について、5つのポイントから見てみましょう。

1.ブラウンなどの自然な髪色

2.顔にかからずスッキリとした前髪・サイド

3.ロングヘアなら1つにまとめる

4.ミディアムヘア・セミロングヘアなら丸みを意識する

5.巻き髪にするならワンカールやナチュラルウェーブにとどめる

ブラウンなどの自然な髪色

髪色は、ブラウンなどの自然な色が好まれます。金髪などの明るすぎる髪色や、派手な色でメッシュが入ったような髪型は、営業職においては軽いイメージになるので避けましょう。

会社の規定によっては、髪色を7〜8トーンまでに指定していることがあります。ヘアカラーにはトーンがあり、数字が大きいほど明るくなります。7〜8トーンは黒よりもやや茶色がかった色味で、髪質や光の加減によっては黒にも見えるため、自然な印象を与えられる髪色です。

ただし、人によっては同じトーンでも異なる色味が出るため、規定についてしっかりと美容師さんへ伝え、相談しながら髪色を決める事をおすすめします。

顔にかからずスッキリとした前髪・サイド

前髪やサイドが顔にかかっておらず、おでこや耳、眉毛が見えていると、相手にスッキリとした印象を与えられます。目にかかるくらいの長い前髪や、サイドを触角のように垂らしている髪型は、お辞儀をすると顔にかかってしまいます。そうすると動く度に髪を触ってしまうため、お客様によっては不快な行動と思われる可能性もあるでしょう。

また、顔の表情が見えにくいため、「何を考えているんだろう」とお客様に不安を与えてしまいますので、中途半端な長さの前髪やサイドの髪はピンなどで固定し、お辞儀をしても顔にかからないように対策しましょう。

ロングヘアなら1つにまとめる

女性営業職のロングヘアは、うしろで1つにまとめた方が清潔感を出せます。髪の毛がきれいに手入れされていても、顔にかかったり、頻繁に髪を触ったりする仕草は、お客様に良い印象を与えないので、ポニーテールやシンプルなまとめ髪などで、スッキリとした印象にしましょう。

また、結ぶ位置も印象を左右するポイントです。高い位置は活発、低い位置は落ち着いたイメージを与えます。

しかし、結んだ際に毛束がバサッとほうきのようになってしまうと、清潔感が失われてしまいます。トリートメントやワックスなどでツヤを出し、しっかりとまとめてから髪を結ぶようにしましょう。

ミディアムヘア・セミロングヘアなら丸みを意識する

ミディアムヘアやセミロングヘアは、丸みのあるデザインだとやわらかい印象を与えます。直線的なデザインはクールなイメージがあるので、人によっては初対面で警戒心を与えてしまう事もあるかもしれません。

親しみやすく優しい印象を与えたい場合は、丸みを意識した髪型にするのがおすすめです。

巻き髪にするならワンカールやナチュラルウェーブにとどめる

髪を巻いたりパーマをかけたりする場合は、巻きすぎずにナチュラルになる程度でとどめましょう。

大きなロッドで何度も巻いたり、反対に細かいロッドできつめに巻かれたパーマなどは、ビジネスの場では個性的な印象を与えてしまいます。

巻く場合は毛先をワンカール程度、パーマであればゆるいウェーブ程度が好印象です。

女性営業職の髪型は、ショートヘア or ロングヘアどちらを選ぶべき?

印象や雰囲気を大きく変えるのが、髪の毛の長さです。女性営業職だからといって、「ショートヘアがおすすめ」「ロングヘアにしよう」というものはなく、基本的にはどちらでも、好きな長さで問題ありません。

ただしショートヘアとロングヘアでは、相手に与える印象は異なりますので、お客様にどのような印象を与えたいかを基準にして選ぶと良いでしょう。

ショートヘアは、デザインによってシャープにも、活発にもなります。また、1つにまとめたロングヘアは知的なイメージを与え、毛先をゆるく巻いたポニーテールは優しい印象です。

女性営業職に適さない髪型も!注意すべき5つのヘアスタイル

右手でバツを掲げるスーツを着た女性の画像

業種によっては髪型やヘアカラーが自由でも、不動産会社などの営業職では以下のようなヘアスタイルは適しません。

1.不自然な髪色

2.スーパーロング・ベリーショート

3.個性的な髪型

4.過度なヘアアレンジ

5.整髪料が目立つ髪型

それぞれについて、どのような注意点があるのか見ていきましょう。

不自然な髪色

10トーン以上の明るすぎる髪色や、緑や赤などの派手な色は、営業職にとって「社会人としての意識がない」と思われる場合があるため、あまり歓迎されません。

また、地毛より暗い色に染めた場合も、浮いてしまい不自然になってしまいます。あくまで自然で、落ち着いた髪色がおすすめです。

スーパーロング・ベリーショート

腰まであるようなスーパーロングは、ポニーテールにすると目立ってしまいます。客室乗務員のように、低い位置でまとめたお団子ヘアなら、気にならないかもしれません。

ベリーショートはおしゃれですが、不動産会社の営業職としては個性が強くなってしまうので、避けた方が無難です。

個性的な髪型

営業担当は、会社の代表としてお客様と接しています。すれ違ったときに人が振り返ったり、お客様の視線が髪に集中したりするような個性的な髪型は、TPOがわきまえられていない印象を与えてしまうため、ビジネスの場にはふさわしくありません。

たとえば、個性的な髪型とは以下のようなものを指します。

  • お姫様カット
  • 極端なアシンメトリー
  • 借り上げ
  • ツインテール
  • 厚すぎる前髪

髪型によっては幼い印象を与えたり、仕事とプライベートの区別がついてない印象を持たれてしまいます。個性を出すのは良いことですが、仕事では相手から見られる印象を考え、TPOをわきまえた髪型を心掛けましょう。

過度なヘアアレンジ

凝ったヘアアレンジは、結婚式などでは華を添えますが、ビジネスの場ではかえって悪目立ちするので控えた方が良いです。

シンプルに結んだり、少しアレンジを加えたりするだけにとどめます。ゴムやバレッタは、茶色や黒など目立ちにくい色が無難です。

整髪料が目立つ髪型

いわゆる「濡れ髪」と呼ばれる濡れたような質感のアレンジは、ビジネスの場では避けましょう。スーツに対して髪の質感が合っておらず、ただ「髪を乾かしていないのかな?」と思われてしまう可能性があります。そうすると、だらしない印象になってしまうため、オイルやワックスはツヤが出る程度にしてください。

また、においに敏感な人もいるため、スプレーやワックスなどの整髪料は、においがあまりしないものを選ぶようにしましょう。

女性の営業にとって髪型は大事なポイント

右手で人差し指を指すスーツを着た女性の画像

髪型は人の印象を大きく変えることもでき、変え方次第ではお客様への印象が大幅にアップします。また、知的なのか、やわらかい印象なのか、どのようなイメージを持ってもらいたいかを考えるには、女性アナウンサーを参考にする事をおすすめします。


清潔感があり好感をもてる女性営業職は、お客様に安心感を与え、信頼関係を築きやすくなります。今回お伝えした内容を参考に、清潔感のある髪型を意識し、取り組んでみてください。

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CHINTAI JOURNAL編集部

この記事を書いた人

CHINTAI JOURNAL編集部は、営業活動に役立つ情報や業務効率化するための工夫をはじめとして、賃貸仲介業務に「おもしろさ」と「ライフハック」を提供します。

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