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今知っておくべき不動産広告のルールとは?

記事公開日:2022/04/28

最終更新日:2024/01/11

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何に気を付ければいいのか?

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違反広告とならず正しく掲載するために、特にどのようなことに注意をすればいいのかのポイントを解説します。

【point1】物件広告の「初回登録・更新時」それぞれに注意する項目を知る

物件情報の中には、広告掲載の途中で情報の変更が【比較的多い項目・少ない項目】があります。

  • 変更が多い項目例「空室情報」「家賃」「敷金・礼金」など
  • 変更が少ない項目例「間取」「設備」など

もちろん全ての項目の情報に誤りがないようにすることが大切ではありますが、変更が少ない項目は、最初に誤ってしまうとそのまま誤った情報が載り続けてしまうことも多いため、特に初回の登録時に注意をする必要があります。

また更新時条件が変わりやすい項目については、特に注意を払い必ず「空室確認」と併せて「募集条件の変更がないか」を確認するようにしましょう。

【point2】他社物件の掲載時は特に気を付ける

他社物件を広告するときには、自社物件を広告する時以上に気を付けるポイントがあります。

例えば客付け依頼があったからと言って、必ずしも「広告掲載が可能」とは限りません。媒体毎に広告掲載が可能かを、確認する必要があります。

また、中には元付資料に誤りがあるケースもゼロではありません。元付資料に誤りがあり誤表示をしてしまった場合も、掲載違反は消費者に対し、その広告を行った不動産会社にあるとみなされてしまいます。

実際に物件の情報がルールに沿っているかを、自身の目で判断することが大切です。

【point3】掲載する物件情報の確認記録等を残す

物件広告について、掲載期間中はその根拠となる元付資料などの情報源や、確認時の記録などをすぐにわかるようにしておくことが大切です。

特に、他社物件の情報を掲載する場合には、空室確認と併せて「いつ・誰に・どんな内容」の確認をしたかを記録として残しておけば、会社内の誰でもすぐに最新の確認状況を知ることができ、掲載広告のメンテナンス漏れを防止することに役立ちます。

ルールを守って広告掲載を行いましょう

不動産広告を正しくするためには、まずは広告ルールを知ることが大切です。万が一不動産広告に誤りがあった場合、消費者が物件について正しく判断ができなくなってしまいます。

また、おとり広告をしてしまった時のリスクも非常に大きいため、自社を守るためにもルールに沿った広告掲載をするように、気をつけましょう。

注意するポイントやルールを理解し、正しく広告掲載を行いましょう。

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CHINTAI JOURNAL編集部

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CHINTAI JOURNAL編集部は、営業活動に役立つ情報や業務効率化するための工夫をはじめとして、賃貸仲介業務に「おもしろさ」と「ライフハック」を提供します。

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